契約結婚とは

CONTRACT MARRIAGE

契約結婚とは

  • 契約結婚とは?
  • 多様化された契約結婚例
  • 契約結婚と偽装結婚の違い

契約結婚とは?

私たちがサポートしている「友情結婚」は、しばしば「契約結婚」とも捉えられていますし間違ってはいません。

契約結婚は、初めから結婚期間を限定することを同意の上で結婚する

ウィキペディアでは「「契約結婚」は、初めから結婚期間を限定することを同意の上で結婚することで、ジャン=ポール・サルトルとシモーヌ・ド・ボーヴォワールが提案・実践し、フェミニズムの盛り上がりに寄与した。」と定義されています。ところが、私たちが考える「友情結婚」はウィキペディアの「契約結婚」とは違います。絶対的に違うところは「結婚期間を限定する」という点で、私たちの「友情結婚」では結婚期間に限定はありません。

私たちの考える「契約結婚」とは、婚姻関係を結ぶ前に契約を締結することです。

私たちの考える「契約結婚」とは、婚姻関係を結ぶ前に契約を締結すること"

この一文に全て集約されています。そのままの意味です。

「契約」と聞くと、・法律的・事務的・堅苦しい・情がないなど、どことなく冷たいイメージを持つかも知れませんが、そんなことはありません。実は皆さんも少なからず「契約結婚」をされている可能性が高いのです。

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多様化された契約結婚例

契約結婚といっても内容は様々です。
口頭での口約束から覚書、契約書の発行まで、多岐にわたります。

例えば、昭和感漂うプロポーズフレーズ。

「毎朝、僕のために味噌汁を作ってくれ。」

「毎朝、僕のために味噌汁を作ってくれ。」

「よろこんで。」

「よろこんで。」

※実際にこんなプロポーズは聞いたことありませんが。

これも立派な「契約結婚」です。婚姻関係を結ぶ前に、「毎朝味噌汁をつくる」という「契約」が発生しています。口頭での約束でも契約は契約です。ただ、口頭だと後々トラブルになりかねないので、覚書を作成したり、形式ばった契約書を作成して第三者からみても契約内容を証明できる形をとる場合もあります。

他にも、結婚前に「家事は分担しよう」「休みの日は僕/私が食事を作る」「年一回は旅行へ行こう」など、結婚後の生活をイメージして話しあっているときにも「契約」はどんどん生まれます。なので大なり小なり全ての結婚が契約結婚といえると思います。そもそも結婚=契約なのです。

そういう理屈っぽいことは言わないとすると、一般的に言われる契約結婚は双方ともに「婚姻前の約束」に重きを置いていることでしょうか。「契約」という言葉を使うことで、約束が強いものになり、簡単に反故にはできない!という覚悟が生まれるのかもしれません。

また、一般の結婚、恋愛結婚でも昨今では共働き夫婦が多くなってきたこともあり、しっかりと契約を結ばれている方も増えてきました。

例えば、、、

  • 育児の役割分担
  • 家事(食事、掃除、洗濯など全般)の役割分担
  • 家計負担の割合
  • お互いの親族との付き合い方
  • 冠婚葬祭時の役割
  • 違反した場合の罰則(罰金など)

夫婦共働きが推奨されている日本社会では、夫婦で家事育児の分担をしっかりわけないと日常が回りません。結婚後の生活のあり方をしっかり話しあうこと(約束/契約)で、不要なトラブルは少しでも避けられたらいいですね。

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契約結婚と偽装結婚の違い

契約結婚は、双方共に結婚(婚姻)に同意していることが前提なので法律に反しません。
そのため、夫婦間に性愛関係があってもなくても関係ないのです。
大切なことは、結婚(婚姻)する意思が双方ともにあるかどうかです。

偽装結婚は法律に反します

一方で偽装結婚は法律に反します。
結婚(婚姻)する意思がないにも関わらず婚姻届を提出して戸籍を変更させるのは、 文書偽造の罪の一種である「公正証書原本不実記録罪」(警報57条1項)、もしくは「電子的公正証書原本不実記録」という犯罪になり、5年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。

偽装結婚は法律に反します

例え愛情がない財産目的の結婚でも、双方に結婚(婚姻)の意思があり結婚生活の実態があるのであれば偽装結婚ではありません。個人的には、「好きな人と結婚する人は別」とはよく聞きますし、玉の輿を目指してる方はこの世に数えきれないほどいますので、結婚自体を偽装、偽っていなければ理由などは特に関係なく偽装結婚ではない=法律に反さないものだと思います。

ましてや双方共に結婚(婚姻)の意思があるかどうかなどは当事者にしかわからないことです。たとえば「別居婚」などは、双方共に結婚(婚姻)の意思があったとしても、それぞれの事情もあり必ずしも結婚の実態が伴っているかは怪しい所です。しかし、「別居婚」も真の結婚ですよね。

結局のところ、偽装結婚か否かは国益を守れるかどうかなのだと思います

それは外国の方のビザ目的での偽装結婚が圧倒的に多いということからも伺い知れます。「日本人の配偶者等」の在留資格(配偶者ビザ)を取得するために日本人と結婚をするのです。この資格さえ取得すれば、就労に制限がなく、どんな仕事もできるようになりますので、自国に送金するため、偽装結婚をして日本で働く外国の方が多くいると言われています。

偽装結婚は厳しく取り締まられている

一方、配偶者ビザは「日本人と離婚した場合は失効」「最長でも5年ごとに更新が必要」という不便な面もあるので、多くの就労目的の外国人は永住ビザの取得を望みます。その場合、日本に継続して10年以上居住している必要がありますが、日本人と結婚をすれば3年で永住ビザを取得できるのです。

日本のお金が海外に流れることを阻止する。外国の方のための国税使用を阻止する(生活保護など)。そのために偽装結婚は厳しく取り締まられているのでしょう。

もちろん、双方共に結婚に同意しており、結婚(婚姻)する意思があれば偽装結婚、つまり犯罪には当たりません。先にも述べたように、結婚(婚姻)する意思の有無が重要です。意思の有無の実証は難しいと思われますが、その判断要素として下記のようにいくつかの判断基準が設けられています。もちろんこれらが全てではありませんが、国に何か違和感を感じられると真の結婚であるにも関わらず、疑惑の目を向けられます。

  • 夫婦の年齢差が大きい
  • 交際のきっかけ
  • 交際期間が短い
  • 経済的な状況
  • 双方の家族に紹介しているか
  • 結婚ブローカーが関与しているか
  • 外国人が風俗関係で働いている

最後に、そもそも「友情結婚」と銘打っていますが、必ずしも「友情」で夫婦関係が成り立っているわけでもないので、「友情結婚」という言葉も100%私たちの理念と一致しているわけではありません。その他に言い方が思いつかないんです。他によりマッチした言い方、、、募集中です。
カラーズの想定する友情結婚につきましては、こちらで説明しております。

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