バイセクシャルとは | 友情結婚相談所カラーズ

バイセクシャルとは？
バイセクシャルのいろいろ
バイセクシャルあるある
結婚の選択肢
バイセクシャルの人口

バイセクシャルとは？

よく耳にするLGBTは、

L（Lesbian レズビアン）
G（Gay ゲイ）
B（Bisexual バイセクシュアル）
T（Transgender トランスジェンダー）

の頭文字をとったものであり、バイセクシャルはBに当たります。

バイセクシャルとは、男性にも女性にも恋愛感情、性的欲求を持つ方です。日本語では「両性愛者」と訳されています。
男性、女性、どちらにも恋愛感情、性的欲求を持つ方を指すのであって、性自認とは関係ありません。
生まれたときに判別される身体的な性、そして、自認している性（身体的な性が女性であっても、自身が男性だと認識していれば性自認は「男性」）は関係してきません。

ちなみに、ここでよく混同されやすいのが、パンセクシャル。
バイセクシャルは男性、女性に性愛をもつ一方で、パンセクシャルは男性、女性といった概念でなく全ての性に性愛をもつ方を指します。自分の性を決めかねている、男性と女性の中間なのか、それ以外なのか、、、そういった方々も含めた全ての性に性愛をもつ方がパンセクシャルといわれています。

バイセクシャルとは・・・
男性から、女性から、それぞれ好きになる

パンセクシャルとは・・・
全性別からそれぞれ好きになる

NEXT→バイセクシャルのいろいろ

バイセクシャルのいろいろ

バイセクシャルの定義としては先にお話しした「バイセクシャルとは？」の通りですが、性はグラデーションとはよく言ったものでバイセクシャルの中でも色々なタイプの方がいます。

ゲイよりのバイ（性自認→男性、性愛対象→男性＞女性）
レズビアンよりのバイ（性自認→女性、性愛対象→女性＞男性）
ノンセクシャルよりのバイ（性的欲求はないけれども、男女ともに恋愛感情をもつ）
恋愛対象は異性だけど、性的対象は男性、女性

などなど。

カラーズに入会されるバイセクシャルの方は「ゲイよりのバイ、レズビアンよりのバイ」つまり、「同性愛者よりのバイ」、そして「ノンセクシャルよりのバイ」の方です。性愛対象が男女共に同じようにあるというバイセクシャルの方は異性と性的関係を持てるのでカラーズには入会されません。

ゲイとは

ノンセクシャルとは

一方、「恋愛対象は異性だけど、性的対象は男性、女性」の方は一見、一般の婚活でもご縁を見つけられそうですが、性的対象はあるものの性行為はしたくないという方もいます。性行為をしたいかしたくないか、できるかできないか？で考えてみて、できないと思われるなら性愛がある一般的な結婚は難しいのかもしれず友情結婚が選択肢に入るのかもしれません。

バイセクシャルの恋愛感情/性的欲求対象者

NEXT→バイセクシャルあるある

バイセクシャルあるある

恋愛経験が豊富だと思われる/異性とも同性とも恋愛ができてうらやましいと言われる

男女ともに性愛をもつため、恋愛至上主義者だと思われる方が多いようです。
また、「性に奔放」「浮気性」、「相手は誰でもいい」である、といった偏見もしばしば。
しかし、実際は先にも触れたようにノンセクシャル（恋愛感情は持つが性的欲求は持たない）でバイの方もいらっしゃいます。
バイセクシャルだから、といったことではなく個人に依存するものであることを知ってもらいたいです。

同性愛者からしばしば敬遠される

バイセクシュアルは「最後には好きな異性と一般的な結婚をするから」「プライドがあるから同性愛者と言わないだけ」などと言われることがあるようです。
LGBTQ+の社会にも馴染めず、カミングアウトもしていないバイセクシャルの方で窮屈な思いをしている方もいらっしゃいます。

「異性と結婚すれば良い」で片づけられる

勇気を出してカミングアウトや相談したにも関わらず、男女ともに恋愛ができるのあれば異性と恋愛をして結婚すればいい、と簡単に解決されてしまうことがあります。

ストレート（異性愛者）だと勘違いされる

異性に好意を持った場合は、ストレートと勘違いされてしまうことがあります。

同性愛者を隠している/同性愛者への過程だと思われる

いわゆる「隠れゲイ」「隠れレズビアン」なのでは、と揶揄されることもあります。

NEXT→恋愛結婚の可能性は？

恋愛結婚の可能性は？

「バイセクシャルのいろいろ」でも触れたとおり、バイセクシャルと言っても色んな方がいらっしゃいます。
男性と女性を同じ割合、確率で好きになると誤解されることもありますが、人によってそれぞれです。
男女それぞれ均等に5:5の割り合いで惹かれる方もいれば、男女7:3、8:2、9:1などなど様々です。
また、ゆらぎもあって、時期やタイミングなどによってその比率が変わることももちろんあります。

カラーズに入会されるバイセクシャルの方は下記３パターンが多い

基本的には同性に惹かれるけど、ごく稀に異性にも惹かれたことがある。ただ性的魅力は同性に惹かれる。

男女ともに恋愛感情を持つし、性的魅力も感じる。しかし性行為は異性と（もしくは男女ともに）したくない。

男女共に付き合ったことがないので、どちらに魅力を感じるかよく分からない。

といった方がほとんどです。

異性に恋愛感情も性的魅力も感じるのであれば、やはり母数の大きい一般の結婚（恋愛結婚）が選択肢として優位になります。

異性に恋愛感情も性的魅力も感じるなら→恋愛結婚
異性に恋愛感情または性的魅力、どちらか難しい場合→友情結婚
で、ご自分にあった選択を考えてみてください。

NEXT→バイセクシャルの人口

バイセクシャルの人口

LGBTの人口調査結果は調査機関によってばらつきがあります。
国内で行われた2つの大規模調査ではバイセクシャルはどちらも1位であり、人口の1.4%～2.8%がバイセクシャルであることがわかりました。
答えることによりセクシャリティが周囲に知られてしまうのでは、との怖さから調査に答えられないLGBT当事者もいますので、実際にはもっと多いのでは考えております。

「大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート」
（2019年に4,285名を対象）のLGBT人口割合ランキング