Vol.8

友情結婚と子ども

こんにちは。カラーズに入会し、友情結婚(成婚退会)しました、佐藤と申します。

友情結婚は性行為(時には恋愛感情も)がない結婚ですが、私と高橋さんは当初より子どもを希望していました。
友情結婚を迷われている方や、活動されている方の中にも、子どもの有無について悩まれている方も多いかと思います。中には、子どもが欲しいから結婚したい、という方もいらっしゃるかもしれません。
性行為はできないのに、子どもは欲しい。人を好きにならないのに、子どもは欲しい。この感覚は、当事者でないとわからない部分もあります。私はノンセクシャルなので、恋愛的に人を好きになることはあるのですが、「この人との子どもが欲しい!」と思ったことはありません。恋愛感情と、子どもの欲しさは、一直線上にありませんでした。

目次

本当は、子どもが嫌いだった

二十代前半くらいまでは、子どもが嫌いでした。大人しかったらまだ良いんですが、うるさかったり、騒がしかったりするところがすごく苦手でした。
それ以上に、実は「妊婦」が嫌いでした。その頃には自分がノンセクシャルであることを認識しており、性嫌悪もあったので、お腹の大きな人や、その人に寄り添うパートナーの姿を見ると気持ち悪く感じていました。
その頃の自分が今の私を見たら、本当にびっくりすると思います。

なぜ、子どもが欲しかったのか

子どもが好きというより、両親が好きだから子どもが欲しい、というのが大きかったように思います。
私が友情結婚をしようと思った理由にも繋がるのですが、Vol.1で書いているように両親がとても大好きで、家庭に憧れがあったことと、両親がいつか老いていくことを感じたときに「子どもが欲しいな」と思うようになりました。
両親が私に愛情を注いでくれたように、私も誰かを育てることができたなら、それは両親の血や想いが繋がっていくことなんじゃないか、と思ったのです。祖父を看取った経験もあり、大好きな人たちの生きた証を残していきたい、この命を受け継いでいきたい、という気持ちが大きくなっていきました。

少しずつ子どもが好きになってきた

友情結婚活動している頃も子どもが苦手でした。けれど、友人や近しい親族に子どもが産まれ、何度か赤ちゃんに触れる機会があり、抱っこさせてもらったときに「あっ、かわいい!」と初めて思いました。まだ喋ったり動き回ったりする前の段階だったので、私が苦手なうるささや騒がしさが無かったのも、そう思えた理由の一つでした。
好きになったというより、慣れてきた、というのが正しいかもしれません。それまでは子どもに触れ合う機会がなく、ただ街中で騒がしくしている子どもを見て「あーうるさいな」と思っていました。
今なら、子どもであればそれが当たり前で、騒がしくしているのに注意しない親にも色んな事情があるんだとわかります(もうすでに注意した後だったり、注意すると逆に騒がしくなってしまったり…)。そういう知識や経験のなさが、単純に子どもを嫌なものとして認識させていたようにも思います。

恋愛してないのに子どもが欲しい?

前述のとおり、私は他人に対して「この人の子どもが欲しい」と思ったことは一度もありません。ノンセクシャルだと、恋愛感情と性行為が結びつかないので、恋愛感情と子どもの欲しさも結びつかないのかなと思います。
人を好きになることと子どもの欲しさは完全に別で、逆に好きな人の子どもが欲しいという感覚が全くわかりません。誰との子どもでも良いというわけではないですが、どうして好きな人の子どもが欲しいと思うのでしょうか。

これは人によって違うかもしれませんが、私が子どもが欲しかった理由は、「誰かとの子どもが欲しい」ではなく「自分の血が繋がった子どもが欲しい」だったので、相手のことは最初から眼中になかったように思います。
ただ、友情結婚活動をしている時は子どもを授かることを前提で考えていたので、「この人との子どもなら優しい子になるかも」とかそういったことは考えていました。

恋愛感情と、子どもの欲しさは別?

好きな人同士で、子どもを授かること。それが世の中の大多数であることは事実です。けれど、特別養子縁組で血のつながらない子どもを育てていたり、精子提供を受けてシングルで子どもを授かったり、私と高橋さんのように好き同士ではないけれど子どもを授かったり、恋愛結婚したけど子どもを産まない選択をする人たちがいたり、色んな家族のかたちがあります。
マイノリティかもしれないけれど、子どもは二人の宝物です。自分より大事な存在です。子どもを授かったことを後悔したことは一度もありません。高橋さんのことは恋愛的に好きなわけではないですが、高橋さんと結婚していなければこの子はいなかったんだなと思うと、高橋さんと結婚して良かったと心から思います。
恋愛感情がないからといって、子どもを愛する気持ちがないわけではないのです。恋愛感情は、相手も自分を好きになって欲しいと見返りを求めたり、手を繋ぎたいなど自分の欲求を満たしたいという気持ちもあるかと思います。子どもへの愛には、見返りはありません。ただ健やかに、幸せに過ごしてくれたら自分はどうでもいい、と思います。

恋愛と家族愛は性質が違うので、恋愛感情がないのに子どもが欲しいと思うことは違和感のないことのように思います。

妊活のスタート

子どもを授かることを前提で友情結婚をしましたが、転居や転職などもあり、生活が落ち着いてから子どものことを考えるようになりました。特にきっかけはなかったのですが、そろそろ考える?どうする?といった感じで、二人で話し合いの場を持ちました。

妊活を始める前に、費用がどれくらいかかるものなのかの試算や、スケジュールなども考えました。人工授精からのスタートで考えていたのですが、費用もかかりますし、一回で授かるとも限りません。また、私自身の身体的なサイクルも関係してきますし、すぐに仕事が休める体制なのか、といったところも事前に考える必要がありました。

具体的な妊活の進め方や、その後については、次回以降でご紹介していきます。

女性のアイコン

10代でノンセクシャルを知り、20代で恋愛結婚はできないと断念。一念発起してカラーズに入会後、友情結婚(成婚退会)しました。人工授精で子どもを授かり、現在は夫の高橋さんと協力しながら子育て真っ最中。元友情結婚活動者、結婚当事者のリアルな姿をお届けします。

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