SUCCESS STORY

成婚ストーリー

実際にカラーズで活動を経て成婚された会員様の体験談をご紹介します。

※写真はイメージです。

2025.10.31

必要なのは、腹を割って話す勇気を持つこと

必要なのは、腹を割って話す勇気を持つこと

性別
男性

年齢
30代前半

お住まい
関東

ご成婚まで
5ヵ月

セクシャリティ
ノンセクシャル

結婚スタイル
同居子供有

【活動について】

なぜ友情結婚活動をしようと思いましたか?

セクシャリティが理由で、学生時代からずっと「自分は一生結婚することのできない人間だ」と思っていました。

そんな中、たまたまカラーズのホームページにたどり着き、友情結婚という方法なら自分も結婚したいと思いました。結婚したいという気持ちを抱いたのは人生で初めてでした。

婚活にあたり、カラーズを選んだ理由は何ですか?他に活動されていましたか?

そもそも婚活を始めたきっかけがカラーズを知ったことだったので、カラーズ以外で活動することは考えられませんでした。自分の対人経験が乏しかったこともあり、他に活動はしていません。

実際に入会し、活動してみて何か悩まれたことや苦労されたことはありますか?

自分があれこれ考えこんでしまうタイプであることもあり、そのとき、そのときで何かしら悩んでいた気がします。

対人経験が乏しいゆえにお相手とのメッセージのやり取りに悩んだり、自分がずぼらだったためお相手と衛生観念が違うことに悩んだりしました。成婚退会間際にお相手とあらためて話し合ったときに、お相手と自分が持っている考えの違いを感じ、とても悩んだこともありました。またその際、自分の重要なバックボーンについて自己開示したのですが、そのことでお相手に拒絶されないかどうか、大きな不安を感じました。
活動を始める前は「誰かに理解されたい」と思っていましたが、これらの経験を通じ、今では「違う人間同士、完全に理解し合うのは不可能だ」と感じています。でも、完全に理解し合うのが不可能だからこそ、言葉で想いを伝え合う努力をすることが大事だと思うようになりました。

それからこれを書いている今苦労しているのは、成婚退会が決まった後で、自分の実家が入籍や結婚式についてあれこれと口を出してくることがわかったことです。友情結婚であるということは実家には言えないので、そのあたりの感覚のずれも多少はあるのかもしれません。実家とお相手の間で板挟みになり、調整に苦心しています。
実家と必要なコミュニケーションは取っていたつもりでしたが、やはり口頭のみでは難しいところがありました。あとになってから実家との間にいろいろと認識のずれが出てきて、実家との間にも話し合い冊子があればよかったなと思いました(笑)。

【結婚相手について】

話し合い期間はどのように過ごされましたか?

お互いの住んでいるところの中間地点にあるカフェで、二人の話し合い冊子を作成することが主でした。
そのほか、結婚後に住む場所の候補となっていたエリアの散策や、話し合い期間終盤にはお互いの両親への挨拶、結婚指輪選びまで行いました。

二人とも合理的な思考を好み、形式より実益を重んじるタイプだったので、一般的な婚活らしいことはほとんどしていないと思います。

お互いのセクシャリティについて話し合いはされましたか?

話し合い冊子を読み合わせている段階では、ほとんど話していませんでした。
成婚退会間際に、「なぜ友情結婚をしたいのか」ということについてあらためて話し合う場面があり、そのときに掘り下げて話しました。

人にもよりますが、個人的には本来もっと早くに掘り下げておくべきテーマだったと思います。
一口にセクシャルマイノリティといっても、結婚に対する見方は人それぞれです。本当は恋愛結婚ができればいいと思っているけれど、それができないから友情結婚を選んでいるのか、それとも友情結婚という仕組みに恋愛結婚以上の積極的な価値を見出しているのか。その部分が腑に落ちていないと、お互いが納得した友情結婚にはならないのではないかと感じました。

結婚しようと思った決め手はなんですか?

本音で話せることです。
お相手がストレートに思っていることを話してくださり、こちらのことについても踏み込んで聞いてくださる方だったので、こちらも本音で話すことができました。
特に重い情報を自己開示するときには、「こんなことを伝えて拒絶されたらどうしよう」と悩みましたが、そのときも思い切って伝えることができました。今では「この人には本音を伝えても大丈夫なんだ」という安心感があります。

入会してからお見合いに進むまでに、自分の話し合い冊子を記入しました。そのとき、「思ったことを何でも話せる関係性を築きたい」ということが、自分の友情結婚したい理由だと気づきました。
話し合い期間中、お相手の方と会った後はその日に感じたことをメモしていたのですが、初めて直接会ったときのメモには「本音で話せた」と残っています。そのときから「この人と結婚したい」と思っていました。

お相手の方は、自分にとって初めてのお見合い相手でした。事前に友情結婚したい理由を明確にしていた分、早い段階で結婚したいと確信できました。
初めてのお見合いでお相手に巡り合えたのは本当に運が良かったと思いますし、素敵なご縁に恵まれたと感じています。

友情結婚をする上で特に必要だと思うことはなんですか?

これは友情結婚に限らないと思うのですが、腹を割って話す勇気を持つことです。
自分もそうなのですが、「お相手に嫌われたくない」という気持ちから、自分を取り繕ってしまうときがあるかもしれません。ですが、結婚後になってからずれが見つかるほうが不幸なことです。

自分の本音を話して拒絶されたら、「そのお相手とは合わない」ということがわかったという意味で、一歩前進です。嫌われることを恐れず、本音を話したほうがいいと思います。

お二人の関係は”友情”ですか?

「友情」というよりも、「同志」や「パートナー」という呼び方のほうがしっくりきます。同じ目的に向かって協力していく存在です。

【婚活中の方へ】

友情結婚の婚活中の方へアドバイスや伝えたいことがあればお願いします。

友情結婚という手段はまだまだ少数派で、そのため心細い思いをしたり、不安になったりすることもあるかと思います。私もまだ不安がないわけではありませんが、少なくとも現時点では、友情結婚という方法を知って救われました。一人でも多くの方がこの方法を知って救われるといいなと思います。
心から応援しています。

【最後に】

お二人はどのような結婚生活を目指されていますか?

肩の力を抜いて、思っていることを遠慮せずに伝えられる関係を築いていきたいです。

実際にカラーズで活動してご成婚までの感想をお聞かせください。

幸運にも素敵なご縁に恵まれ、短期間で成婚にたどり着くことができましたが、結婚後もずっとうまくいく保障はどこにもないと思っています。それでも、これからどんな結果になったとしても、カラーズで婚活してよかったと思います。
いいものも悪いものも含め、婚活していなければ味わうことのなかった感情を、たくさん知ることができました。今はそれらすべてが大切な感情だと思っています。

その他感想などございましたら自由にご記入ください。

自分のセクシャリティを考えると、カラーズがなければ結婚することはなかったでしょうし、そもそも結婚したいとすら思わなかったはずです。
またカラーズで提供されているサービスがありがたく、成婚された方の体験談やブログ記事を読み込み、YouTubeの動画も一通り見ました。お見合い練習サービス、話し合い冊子作成サービスや月1回の面談などもフル活用させていただきました。

カラーズがあったことで救われました。本当にありがとうございました。

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