一般的な恋愛結婚と大して違わない

１人で生きていくことに不安を感じていたことと、自身の子供が欲しかったということからです。

カラーズはセクシャリティ面で理解のある方と出会えると知り、かつ成婚データや成婚者ブログから実績がありそうだと思い入会しました。
以前は知り合いから紹介されることもありましたが、セクシャリティを隠して結婚することは難しいと感じてしまい、関係を深めることができませんでした。

話し合い冊子に自分の思いを書きすぎて、内容をコンパクトにまとめるのが大変でした。
面談時に史上最大の文量(笑)と言われましたが、何度かアドバイスをもらいながら改善していきました。

また、活動について周囲に言っておらず、友人や家族の誘いを断りにくかったため、スケジュール調整にも苦労しました。
同時並行で話し合いを進めていた時期は特に大変で、2人とお会いした後に急いで着替えて友達と会っていました。
3人の方と同時並行だった時期は、会話が混ざらないよう話した内容をメモして後で読み返したり、次に会った時の話題を考えておいたりもしていましたが、肉体的にも精神的にも少しハードでした。

最初の2回は夕食を食べながら少し砕けた話をした後、話し合い冊子の項目をお互い順番に話していきました。
条件はその2回である程度確認できたので、後は水族館に行ったり、住んでみたい街に食事に行ったりと、週1回ぐらいのペースで会っていました。
週末に都合が悪い場合は、平日夜に夕飯を食べにいきました。

LINEはほぼ毎日やり取りをしていて、ドラマの感想の話をしたり、週末の写真をシェアしたりしていました。

最後の頃には1日かけて2人の話し合い冊子を作成しました。
成婚後のイベントスケジュールやお互い持ち寄れる家電など、いくつか自分たちで項目を追加して成婚後の具体的なイメージを固めました。

また、一人暮らしをしている私の家に来ていただいて一緒にカレーを作ったこともあります。食べ終わったら一緒にテレビを観ながら雑談しました。
結婚後のイメージが掴めて、この人となら結婚しても上手くやっていけそうだと感じました。

話し合い冊子の項目で出た際に話しました。
同じタイミングで相手の方もご自身のことについて共有してくださいました。

一番は初めて会った時の直感です。
自然と会話が弾み、変な緊張感もなく気軽に話せて、沈黙があっても気まずくならない方だと感じました。
会う回数を重ねていくうちに、直感が確信になりました。

また、ドラマをオススメしてくれて共通の話題を作ってくれたり、行きたいお店を提案してくれたりなど、気遣いも嬉しかったです。
私が週末に出かけた際に買ってきたお土産を喜んで受け取ってくれた姿も印象的でした。

相手のことを思いやる気持ちだと思います。

私にとってはそれ以上だと思います。

私の場合は自分でやりたかったこともあり退会直前にプロポーズをしたのですが、あらかじめ相手の意思をある程度確認していたものの、緊張と嬉しさと不安が入り混じって、恥ずかしながら私の方が泣いてしまいました。

ただ、これほど自然と感情が動くぐらい、私にとっては一般的な恋愛結婚と大して違わないのかなと思います。

情報収集は重要だと思います。
週末の行先から成婚の仕方まで、話し合い期間中には迷うことが沢山ありました。そんな時はまず、インターネットにある一般的な婚活の情報を参考にしました。

また、冊子の使い方などカラーズ独自の部分で迷った際は、色々な方の成婚者ブログを読みました。
人によって進め方は違うと分かり、似たような考えの方の記事に出会った時は安心しました。

色々調べた結果、結局のところ万人に通用する正解は無いと分かり、私の場合は一般的な恋愛結婚だったら自分はどうしたかという観点で行動することにしました。
例えば話し合い期間中に相手の誕生日があったのですが、相手が好きなキャラクターのレストランを予約し、サプライズでプレゼントを送りました。

一緒の時間と各自の時間、それぞれを大事にしたいと考えています。
成婚から子供ができるまでのイベントスケジュールはある程度話しているので、お互いに相談しながらそれを実現していこうと思っています。
あとは、初めて会った時にハワイの話で盛り上がったので、いつか一緒に行ってみたいと思います。

最初は書類・写真・冊子の準備が大変だと思いましたが、紹介されてからはあっという間でした。
親や友人も喜んでくれて、カラーズで活動して本当に良かったと思っています。