2026.7.14

一番の決め手は「これから2人の人生を作っていく」という感覚がお互いに一致したこと

一番の決め手は「これから2人の人生を作っていく」という感覚がお互いに一致したこと

性別
男性

年齢
20代後半

お住まい
関東

ご成婚まで
8ヵ月

セクシャリティ
アセクシャル

結婚スタイル
同居子供有

【活動について】

なぜ友情結婚活動をしようと思いましたか?

20歳の頃から「28歳ごろまでに結婚し、30歳までに子供が欲しい」という漠然とした人生設計を持っていました。27歳の頃は仕事が非常に忙しく、なかなか婚活に踏み出せずにいたのですが、28歳になり仕事が落ち着いたタイミングで本格的に結婚相談所を探し始めました。
その際にLGBTフレンドリーな相談所を調べる中で、マイノリティを専門とする「友情結婚相談所」の存在を知り、自分の思い描く将来の形と合っていると感じて活動を決意しました。

婚活にあたり、カラーズを選んだ理由は何ですか?他に活動されていましたか?

マッチングアプリや他の結婚相談所などでの活動経験はありませんでした。私自身、恋愛感情はともかく、交際期間や結婚生活において性行為を伴う関係を築くことはできないと自覚していました。そのため、そうした性生活を前提としない結婚を目指せるカラーズを知った時、「私にはここしかない!」と強く感じて入会を決めました。

実際に入会し、活動してみて何か悩まれたことや苦労されたことはありますか?

私は田舎の出身ということもあり、自分自身を含め、親族や友人も結婚や子供に対してかなり古風な価値観を持っています。そのため、両親やそれぞれの友人との付き合い方について、価値観の合う方と本当に出会えるのだろうかという不安がありました。
また、そういった自分の込み入った背景や考えを、初めてお会いする方とのたった1時間のお見合いの中で共有し、さらに相手の考えを適切に聞き出すということは、私にとって非常に難しく苦労した部分です。

【結婚相手について】

話し合い期間はどのように過ごされましたか?

初めて食事をした際に「話し合い冊子」を見ながら話をしたのですが、どうしても「こうありたい」といった相手によく見られるためのポジティブな記載になりがちだと感じました。そこで、あえて「自分が嫌だと感じること」「相手にやってほしくないこと」に焦点を当てた「ネガティブ話し合い冊子」を作成しました。結果的に、お互いに「結婚して一緒に暮らす以上、生活や状況が変わるのは当然」という感覚を持っていたため、致命的なネガティブ要素は少なく、項目の深い掘り下げになりました。しかし、「自分の良くない部分も正直に書いていい」という前提で臨めたことで、より詳細で深い価値観の共有ができたと思っています。

お互いに理系ということもあり、話し合い自体は落ち着いて進められました。ただ、冊子を見ながら対面で話すと仕事の会議のように事務的になってしまうと感じたため、事務的なすり合わせは極力オンライン通話やチャットで行うようにしました。
対面での時間は週に1回は設けるようにし、その時はあえて冊子を持ち出さず、仕事や趣味の話など、自然な時間を共有することに努めました。結婚して同居する以上、毎日の細かい仕草や言葉遣いが大切だと考えていたからです。マナーが完璧かどうかではなく、「自分と同じ感覚で、将来子供に同じ目線で教えていけるか」という観点で見ていましたが、最初にお会いした時からとても上品で素敵な女性だと感じていました。

お互いに仕事が忙しかったため、1ヶ月以上先の予定まで立てて、バスツアーなどの遠出もしました。彼女は小柄ですがとても体力があり、1日中歩き回っても疲れた様子を見せず楽しんでくれて驚きました。一緒に博物館に行った際、お互いの興味が違っていても互いに自分の好きなものを「布教」し合って楽しめた時、「こんな風な共有をこれからの人生でもずっとやっていけたらいいな」と強く感じました。

お互いのセクシャリティについて話し合いはされましたか?

お互いにプロフィール上のセクシャリティがアセクシャルだったこともあり、本当に友人のような感覚からスタートして関係性を深めていくことができました。私自身、自分のセクシャリティについてまだ確信が持てていない部分もあるため、概念的なセクシャリティの話題自体はあまり多くは出ませんでした。その代わり、これから二人で生活していく中で、お互いのことを深く理解していこうと話しています。

話し合いの終盤では、今後の生活において重要な「スキンシップ」についてお互いの意見を詳細に整理しました。「自分から相手にすること」「相手からされること」のそれぞれに対し、「どこまでしたいか」「されることを許せるか」「嫌だと感じるか」という具体的な基準ですり合わせを行いました。もちろんこれからの生活の中で変わりゆくものだという前提ですが、同棲生活において不要な軋轢を生まないための、とても前向きで建設的な話し合いになったと思います。

結婚しようと思った決め手はなんですか?

一緒にいて心地が良かったことや、無言の時間が怖くなかったことなど、理由はいくつかありますが、一番の決め手は「これから2人の人生を作っていく」という感覚がお互いに一致したことです。

前述の通り、私たちには「結婚して一緒に暮らす以上、生活や状況が変わるのは当然」という共通認識がありました。友情結婚の話し合い期間では、一般的な恋愛結婚と比較すると信じられないレベルの細かいすり合わせを重ねていきます。それでも、長い結婚生活の中では意見が割れたり、衝突したりすることは必ずあると思います。ですが、彼女とであれば、将来壁にぶつかった時でも建設的に話し合い、決断して進んでいけると確信できました。その安心感と信頼が、結婚を決意した最大の理由です。

友情結婚をする上で特に必要だと思うことはなんですか?

友情結婚といっても、本質的に必要とされることは一般的な婚活や結婚と変わらないと思います。まず何より大切なのは、相手を一人の人間として尊重し、相手を受け入れる姿勢を示すことだと思います。
それに加えて、特に重要だと感じたのは「話し合う力」です。これは単に会話をたくさんするということではなく、「自分の意見や考えを正しく言葉にする力」と、「相手の言葉や意図を正しく理解する力」の両方です。話し合いで細かくすり合わせを行っていく友情結婚だからこそ、この双方向の誠実なコミュニケーション能力が不可欠だと感じました。

お二人の関係は”友情”ですか?

私たちの関係は、「特別な家族」だと思っています。気の置けない友人のような側面もあれば、人生を共にする家族としての側面もあります。これまでの人生において、彼女と同列に語れるような人間関係は他に持っておらず、私にとって唯一無二の大切な存在です。

【婚活中の方へ】

友情結婚の婚活中の方へアドバイスや伝えたいことがあればお願いします。

こうしたアンケートに回答しておいて言うのも何ですが、一番大事なのは「あまり他人の情報を気にしすぎないこと」だと思います。
セクシャリティのあり方も、結婚の目的も、そこに至るまでの経緯も、本当に十人十色です。だからこそ、自分の婚活を誰かのレールに乗せたり、誰かの成功体験をそのままなぞろうとしたりするのはおすすめしません。
溢れる情報に踊らされることなく、自分の意思と軸をしっかりと持って婚活に挑むことが、何より大切だと感じています。

【最後に】

お二人はどのような結婚生活を目指されていますか?

無理に一般的な結婚観にあてはめることなく、お互いにとって穏やかで安心できる居場所となるような結婚生活が理想です。
仕事や趣味を互いに尊重し合いながら、どんな時でも一番の理解者であれるような関係性を二人で作っていきたいと思っています。

実際にカラーズで活動してご成婚までの感想をお聞かせください。

婚活中はこれまでの生活とは全く異なり、常に緊張感を伴う期間でした。しかしその分、自分自身や今後の人生設計と真剣に向かい合うことができた、とても有意義な時間でもありました。(副産物ですがタバコもやめました!)
また、社会人になると自分のことをきちんと叱ってくれる存在はなかなかいません。だからこそ、私の甘い考えに対してしっかりと喝を入れてくださったカラーズの皆さまには本当に感謝しています。親身で時に厳しいサポートがあったからこそ、無事に成婚まで辿り着くことができました。ありがとうございました。

その他感想などございましたら自由にご記入ください。

正直にたくさん文章を書いてしまったので適宜添削していただけると幸いです。
(ありのままをそのままアップさせていただきました^^byスタッフ)

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