友情結婚と子どもの人数
Vol. 33
こんにちは。カラーズに入会し、友情結婚(成婚退会)しました佐藤と申します。
私には今、パートナーである高橋さんとの間に二人の子どもがいます。
友情結婚活動をされている方の中にも、結婚後は子どもが欲しいという方や、むしろ子どもを授かることが結婚の目的の一つであるという方もいらっしゃるかと思います。また、子どもを希望するとしたら一人なのか二人なのか、という希望もそれぞれあるかもしれません。
もし、ご自身が子どもを一人希望していたとして、話し合い期間に入っている相手が二人を希望していた場合、それを話し合い期間中に完全にすり合わせるのは難しいと思います。それ以外の条件がぴったり合うのであれば尚更、子どもの希望人数が一致しないから話し合い期間を終了するというのは勿体ない気がします。
私と高橋さんの場合
私と高橋さんはもともと子どもを二人希望していました。
二人を希望していた理由も一致していて、一つは自身が二人兄弟姉妹で育ったこと、二つ目はもし親(私と高橋さん)がいなくなっても助け合える存在があった方がいいと考えたからです。特に実家が遠方のため、二つ目の理由は個人的には大きかったです。
人数の点で私と高橋さんは意見が一致していたため深く議論することはなかったものの、今思うと子どもを授かることに対して安易に考えていたなと思います。
今でこそ希望通り二人の子どもがいますが、何事もなくスムーズだったわけではありませんでした。
理想と現実の違い①妊娠可能かどうか
妊活を始めて一人目は比較的スムーズに授かれたものの、二人目はかなり苦戦しました。所謂「二人目不妊」というもので、授かれるまで時間を要しました。
私と高橋さんどちらとも不妊要因はなく、年齢的にも高齢ではありませんでした。授かっても初期流産をしてしまったこともあります。原因がわからないからこそ、なぜ授かれることができないのか…ととても悩みました。 結果的に時間をかけて二人目を授かることができましたが、何度も「もう諦めた方がいいのかも」「今いる子どもだけを大事にした方がいいのかも」と思いました。希望していても、希望通りに子どもを授かれるとは限りません。不妊の理由があってもなくても、子どもは簡単に授かれるものではないということに改めて気づかされました。
理想と現実の違い②再妊娠したいかどうか
妊娠できたとしても、多くの妊婦さんはつわりを経験します。つわりは一般的には安定期(妊娠5カ月)には落ち着くと言われますが、赤ちゃんが産まれるまでつわりが続く方や、つわりが重くて生活がままならずに入院する方も珍しくありません。
二人目を授かりたいけど、またあのつわりを経験したくないという方もいますし、二人目以降の場合は上の子を育てながらつわりに耐えなければいけないため、さらにハードルが上がることもあります。また、陣痛や出産時の痛みを二度と経験したくない、という方もいるようです。
この世につわりがなかったら、無痛分娩が一般的であったなら、少子高齢化が少しは改善するのではないかと思うほど辛いものです。私は入院するほどではありませんでしたが、二人目のつわりは仕事や家事、子育てもしながら耐えることになり、辛い日々を過ごしました。それこそ、もう妊娠はこれで最後でいいかな…と思うほどでした。
一人目の方がつわりが酷かったのですが、今でこそ言えますが「しんどすぎるから赤ちゃん諦めようかな…」と思ったこともあります。毎日吐いて、食べられるものも限られて、身体は重くなっていく日々は、今思い出してもとても辛いものでした。
理想と現実の違い③経済的な余裕があるか
社会的にも保育園無償化や手当て等の子育て支援は広がっていますが、一方で物価は上がっていくばかりです。子どもを一人育て上げるにもかなりのお金がかかります。
例えば赤ちゃん一人にしても、母乳で育てるのかミルクで育てるのかによっても金銭的な負担は変わってきます。習い事をさせるか、塾は行かせるか、学校は私立・公立のどちらにするか…などなどライフステージによってお金がかかるものです。今は大学進学率も約6割となっていますし、進学先や学部によっても莫大な金額がかかります。 子ども一人にどれだけお金をかけるかによって、子どもの人数を考えることも必要かもしれません。また、子どもにお金をかければかけるほど、必然的に家庭に残るお金は少なくなります。ご自身の人生の充実度とも天秤にかけて、やっぱりもう少し自分の趣味にお金をかけたいから子どもは一人にする、という考えもあって良いかと思います。
理想と現実の違い④身体的・精神的な余裕があるか
子育てはかなり体力や時間を使うため、夫婦以外に手伝ってくれる環境があるかどうかも子どもの人数には影響すると思います。
また、子どもの個性によってはかなり手がかかったり、極端に言えば医療ケアが必要な場合もなくはありません。それでも二人目以降を授かるかどうかは、一人目を育ててみないとわからないところでもあります。 今は体力があっても、十年後に子どもの相手をできるだけの余裕があるかどうかはわかりません。高齢出産は今や珍しくはないですが、少しでも若い方が体力的には子育てをしやすいのではないかと思います。まして二人目以降を考えるのであれば、なるべく早く妊活に取り組む必要もあるかもしれません。
まとめ
様々な目線で理想と現実の違いを列記してみましたが、子育てというのは十人十色だなと思います。子どもそれぞれ個性が違いますし、「育てやすい子」「育てにくい子」というのも現実的にはあります。
ただ、冒頭でも書いた通り、子どもの希望人数が異なることが大きな理由として話し合い期間を終了してしまうのは勿体ないと思います。誰でも、必ずその希望した人数の子どもが授かれるかどうかは限らないからです。 子どもが欲しい・欲しくないは大きく違いますが、人数はこだわりすぎなくてもいいと思っています。列記したような違いも考慮しつつ、それでも一人がいいのか、二人以上がいいのか、ぜひ話し合ってみてください。