結婚に友情なのか愛情なのかをこだわっていてもダメ

投稿日

2019.06.28

更新日

2020.01.22

結婚に友情なのか愛情なのかをこだわっていてもダメ

こんにちは、カラーズスタッフのケンです。
5月に元号が変わり令和も2ヶ月が経過しましたね。昭和から平成への移り変わりを身近に感じてきた人間としては、今回の元号変更はいろいろと考えさせられることも多いです。元号も移り変わり、今年はGWも10連休の方が多かった中、実家に帰ったり、久しぶりの友達に会ったりすることで、結婚への意識が高まっている方が多いのではないでしょうか。
カラーズもおかげさまで会員が順調に増加しており、たくさんの方が、今まで感じていた悩みを昇華し、新しいフィールドに一歩を踏み出しています。
まだ悩んでいる方は、是非無料相談に参加して、話を聞いてみてください。入会するかどうかは別として、昨日までの自分から一歩進むことができるのではないかと思います。

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◆友情結婚という言葉

カラーズがある程度認知されていくことで「友情結婚」という言葉が、ある意味一般的になってきているのではないかと感じています。あまり一般的な言葉になることは望ましくないのですが、それはそれとして・・・。
友情結婚の持つ『友情』という言葉の取り方は、人それぞれです。友情結婚にかかわらず、結婚にはそれぞれの状況があり、それぞれ違った環境での結婚生活を送っていると思います。

そもそも「友情結婚」という言葉は造語であり、今までの一般的な結婚を恋愛結婚とした場合の対義語的な言葉としてできたものと理解しています。
日本では、恋愛結婚が一般的とされていて、それを刷り込まれて生きてきたわけなので、それ以外の結婚への抵抗感があるのは仕方のないことだと思います。

例えば「お見合い結婚」について考えてみましょう。昨今の結婚相談所登録者数は右肩上がりで増えているそうです。どんどん新しい相談所ができていて、CMなどの宣伝も派手にされていますよね。
しかし、まだまだ世の中では、結婚相談所に登録することに恥ずかしさを感じている人が多いように感じています。これは、結婚相談所を経由する「お見合い結婚」に対して「恋愛結婚」ではない自分への違和感や一般的でないことに対する羞恥心から来ているのではないでしょうか。
つまり「恋愛結婚」という一般的と言われていることができない自分に後ろめたさを感じているということなのではないかと思います。

では、恋愛結婚をした方々が本当に幸せなのか?と問われたときに、どう思いますか?3組に1組が離婚をしている現代社会で、恋愛結婚が唯一無二の幸せということはないと思います。さらに、恋愛は一種の病気で、3年もすれば恋愛も形を変えて家族愛になっていく。さらに、愛情と憎悪は紙一重で、好きだからこそ許せることもあるかもしれませんが、好きだからこそ許せない、愛情が深かった分、憎悪も強くなるなんてことはざらにあると思います。

だいぶ話がそれてしまいました。
伝えたかったことは、「恋愛結婚」のイメージを強く持ちすぎるがあまり、「友情結婚」という言葉に偏見のようなものを持ってしまっている人が多いのではないかということです。

「友情結婚ってなんかドライな関係なんですよね。」
「もっと愛情のある家庭を築きたいと思っていた。」
「もっと、相手の人柄を知るような付き合いをしたい。」

そもそも、カラーズに入会してくる方の何割かは、恋愛経験がない方と聞いています。世の中の作り出した、キラキラした「恋愛」というものを想像し、テレビドラマの中の幸せな「恋愛結婚」をして、素敵な家庭を築きたいと思っているのかもしれませんが、夢見る夢子ちゃんまたは夢男ちゃんを卒業して、もっと現実を直視することをお勧めします。

◆愛情と友情の見分け方

そもそも、性的な関係を加味せずに、友情と愛情についての違いを説明できる人がいるでしょうか?少なくとも僕はできません。
友達には愛情はないのでしょうか?親や兄弟、家族への愛は??

カラーズを始めたばかりのころに「友情」とは何かということで、みんな大好きウィキペディアで調べたことがあります。その中でとても印象的だったのが、心理学者のゴールドバーグという人が唱える友情は3つの段階を経過するという説です。

第一段階は「役に立つ友情」と呼んでいる。どんな理由にせよ、双方に有利なことや有益なことをもたらしてくれる限り、繋がっていく友情である。
第二段階は「目的志向の友情」と言われる。何か特定の目的の下、たとえば余暇に一緒に草野球、釣り、ゴルフなどを楽しむための連れというわけである。
第三段階が文字通り「友情」である。特定の目標、目的、利用を追い求めることなく、ただ何かの機会に知り合って、互いによく熟知し合ったという友人。この関係の中での利害は伴わず、ただ友情それ自体が目的になっている。

個人的にはこの説明がとてもしっくりくるんです。
少しドライな関係に見えるかもしれませんが、こうやって人間関係を作っていくのではないなぁ~と思っています。

愛情というか、恋愛関係も同じような段階を踏んで作られていくような気がします。
お互いが楽しいということが、双方に有益であり、お互いが楽しむことが目的志向なわけです。そしていつしか具体的な利害ではなくなっていくもの・・・なのでは??

そうやって考えると、愛情と友情には大差がないのではないかと思ってしまう今日この頃です。というか、愛情についてだれか僕が納得できる説明をしてください!!

今日は少しまじめな話をしてしまいましたが、愛情なのか友情なのかということにこだわっていては、ダメってことを伝えたかったのです。
結婚相談所に登録をしているということは、お互いが結婚をしたいという目的が一緒なわけです。同じ目的で活動している人間同士なので、あとはそれが双方にとって有益なことなのか・・・ということから考えてみたらいいのではないでしょうか。

しっかり現実を見て、自分の希望する未来をゲットしましょう!!

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ケン
著者:ケン

ゲイで友情結婚経験者。主に成婚後の会員様のコミュニティーサポートを行っております。自分が経験者であること、成婚者のコミュニティーでの情報などを加味して、会員の皆さんから、活動中の悩みだけでなく、結婚後の実状などについてもご相談を受けています。

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