女性からきく『姓変更』

投稿日

2023.05.20

更新日

2023.05.19

こんにちは、カラーズ名古屋支社の藤田です。

入会相談に来られる女性も含め「姓変更」についてご相談の声を女性からよく聞きます。
男性は男性側の姓になることを当たり前とし、議題にもあがらない案件なのですが、結婚後も自分側(女性)の姓を名乗りたいとおっしゃる方が少数ではありますがいらっしゃるのです。

今回は『姓変更』について、一回考える時間をこのブログを読みながら持ってほしいと思います。

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女性が姓変更したくない!その理由は・・・

背景は様々で、
・姓変更に伴う各種手続きが面倒
・姉妹/一人っ子のため姓が途絶えるのを防ぎたい
・相続手続きのために
・自分の姓に愛着があるから
・話し合い次第では男性の姓になってもいいけど、それを当たり前とする風潮が気に入らない
といったところをよく伺います。

夫の氏にする夫婦の割合は?

厚生労働省によれば以下の通り。
じゃーーーーーーーっかんではありますが、妻の姓を名乗る方が増えてきていますね。
それでも妻の姓を名乗った方はたったの約4.5%。
「選択的夫婦別氏制度」が導入されれば、もっと「結婚」自体を選択される人も増えるだろうに。。。

【夫の氏にする夫婦の割合:人口動態統計より】
令和 元年 約95.5%
平成27年 約96.0%
平成22年 約96.3%
平成17年 約96.3%
平成12年 約97.0%
平成 7年 約97.4%

自身は「姓変更可能」の男性も・・・

入会相談時には、男女ともに「結婚後、姓変更は可能ですか?」と伺っております。
その際には、「姓についてこだわりないので大丈夫です。変えられますよ。」とおっしゃってくれる男性もいらっしゃいます。
ですが、会員様になってお話しを伺うと、「やっぱりNG」ということもよくあるのです。

理由はほぼほぼご両親ですね。

ご自身は本当に「姓」についてこだわりがなかった。。。。というか、深く考える機会が今までなかったのだと思います。
そして、入会相談でカラーズから
「姓変更可能かどうか、ご両親のご理解も得ていらっしゃいますか?」
「ご両親は反対されませんか?」
「一度ご両親のご意向も伺ってみてくださいね。」
と言われて、両親に聞いてみたら、「やっぱり・・・」という結果になることが多いです。

逆に、親もご自身も姓変更問題ないよ!という男性の方は女性へのアピールになりますので、ぜひ自己㏚に組み込んでいただきたいと思います!

手続きが大変!でもそれって一生?

私は自分の姓についてこだわりがないので今まで何とも思わず、男性側の姓に入ることに違和感も何も持っていませんでした。
しかし彼女たちの声をきいて、確かに、、、と思うところがありました。

「手続きが大変そう」という理由を最もよく聞きます。
内容を聞いていくと、「手続きが大変!なのにそれを女性側が当たり前と思われているのが嫌!それに今まで頑張ってきた証がなくなる感じがする」とのこと。

うんうん。今まで誇りと責任をもって使用してきた氏名が変わることでその証がなくなると感じてしまうのかな?
さみしさも相まって複雑な感情になるのだと思います。
そんなときは、職場では今までの氏名を利用するのも一つですね。
実際、職場では旧姓を名乗り続ける方も増えてきましたしね!

>手続きが大変!なのにそれを女性側が当たり前と思われているのが嫌!
苗字変える手続きってすごく大変!と怒る女性もいるけど、もちろん大変だけどそれって一生続くわけじゃないって私は思います。
ものの見方が違うから否定はしないですが、とにかく幸せな未来につながるのかを軸に考えてみて欲しいです。
どうして自分は自分の姓がいいのだろう?何のため?誰のため?それは、これからの幸せな未来に必須?などなど。

そして、男性にも女性にも皆様に、今までの慣習が当たり前と思わずに、今一度『姓変更』について考えて欲しいと思います。
自分、親、相手、それぞれの立場にたって想像すると、夫側の姓を名乗ることは『当たり前』ではないと気づかされると思います。

と、ここまでお話ししまいたが、「友情結婚活動者」はそもそも母数が少ないのです!
大変貴重な出会いを、「姓変更」がネックでつぶしてしまうのはあまりにももったいないのでは、と思ってしまうのが私の本音です。女性は男性に100人出会えたとしても姓を変えてくれる男性はその中で5人いるかどうか。そして5人いたとしても、他の条件や相性もあるので、かなり厳しくなるのが現状ではあります・・・そもそも友情結婚活動で100人の異性に会えること自体ほぼ不可能で・・・

「自分の希望するライフスタイル」を獲得してもらいたい、というのが一番の願いですので、「姓変更不可」が第一優先事項であれば仕方ないですが、そうでなければ本当の希望優先順位を大切にしてもらいたいと思います。

「選択的夫婦別氏制度」が早く導入されますように、と願いつつ。

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名古屋支社KEIKO
著者:名古屋支社KEIKO

関東以外にもネットワークを拡大すべく名古屋支社にて入会相談からマッチングまで、サポート全般を担当。 まずは入会相談でお待ちしてます!

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