LGBT・マイノリティ
男性の不妊検査について
こんにちは、カラーズの中村です。
今回のブログは、カラーズの男性スタッフに書いてもらいました。
友情結婚経験者かつ男性という立場から、知識があるケンにお願いしました。
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カラーズのケンです。
カラーズでは子供を希望されているすべての男性会員様に不妊検査をお勧めさせていただいております。そこで今回は、
「なぜ男性が不妊検査をしたほうがいいのか?」
「どのようなことを調べたらいいのか?」
をお話しさせていただきます。
不妊検査というと女性が受けるものという先入観が日本にはあるように思いますが、男性にも不妊検査(ブライダルチェック)ができる病院がたくさんあります。
驚かれるかもしれませんが、不妊の原因の50%以上が男性側に問題があると言われており、個人差はありますが年齢を重ねるごとに妊娠率は低下していきます。
我々カラーズでは子供を欲しいと思っている方の不妊検査を積極的におすすめしています。
女性の不妊検査は検査項目も多く時間がかかり苦痛を伴うのに対し、男性は比較的簡単に検査が可能だからです。
また、自分には子供を作る能力があることを証明することで、婚活を有利に進めることが可能です。
会員様に検査を進めるに当たり、男性の不妊検査(ブライダルチェック)というものがあることを知らなかったというご回答を頂くことが多いことからもわかる通り、非常に認知度が低くなっています。
これは、男性の無根拠な自信により、不妊は女性の問題という間違った理解が広まってしまったが為のものだと思います。
自分はちゃんと勃起するから大丈夫。
射精も問題なく量も出ているから大丈夫。
とお答えになる男性が非常に多いですが、大切なのはそこではないのです。
でわ、男性の不妊検査とは何をどのようにするのでしょうか?
【精液検査】
実際に精液の検査を行います。
ここで大切な項目は下記の通りです。
・精液量
・精子数(精子濃度)
・精子生存率
・精子正常形態率
これらの項目にはすべてに基準となる値があり、それを上回ることで妊娠しやすい精子であることを証明できます。
精液検査により
・精子無力症
・奇形精子症
・無精子症
などの診断をされる人は多く、無精子症(精液中に精子が全くいない)人が10%~15%もいるそうです。
【血液検査】
血液採取により身体の状態・STDの検査を行います。
特にGの男性ではHIV検査経験者が多くいるかもしれませんが、HIVのみならずSTD全般(HIV、クラミジア、淋病、B型肝炎、C型肝炎、ヘルペス、風しん抗体など)の検査を行い、証明書を発行してもらうことで安心した妊活を送ることができます。
その他にもいろいろな検査がありますが、上記2つの検査強い痛みを伴うものではなく、診察そのものの時間はほとんどかかりませんので、最低限受けていただき、それを証明できる診断書を受け取ってください。
これにより、自分のことを再確認でき婚活・妊活を積極的に行っていただくことができると考えています。
いかがでしたでしょうか?
自分はきっと大丈夫、と思われていても決して100%という保証はどこにもありません。
ぜひ子供を希望する男性はご検討ください。
ちなみに、
カラーズ会員の方には友情結婚経験者が利用した病院のご紹介もしておりますので、お問い合わせください。
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