「孤独」と「個独」
ゴールデンウィーク最大9連休と長いお休みをとった方、カレンダー通りで5月1日、2日は出勤している方、お休みの長さは皆様違うかと思います。
カラーズでは、ゴールデンウィーク中もお見合いを頑張られている方、婚活はちょっとお休みして旅行など遊ばれている方それぞれいらっしゃいますね。
私もお仕事をしたり、丸一日休んだり、ゆっくり過ごさせていただいております。
本日はこんな記事を読んで、カラーズに相談に来られる男性について考えてみました。
要約すると、
日本は世界に冠たる「孤独大国」で、2035年には全世帯に占める一人暮らしは推計で37.5%に達する見通しだそうです。その中でも、中高年男性は女性より割合が高く、非婚化が進む日本では、生涯未婚率は2020年には男性26.0%、女性は17.4%。
さらに、「友人や同僚もしくは他の人々と時間を過ごすことのない人」の割合は、日本の男性が16.7%、と21か国の男性の中で最も高かった。平均値の3倍に近く、スウェーデン人男性の約1%、アメリカ人男性の約4%などと比べてもずば抜けた水準だ。」そうです。
自ら個独(個人が能動的・自発的に一人を楽しむこと)を希望して自分のコミュニティがある方と、気づけば孤独(自らの意思に反して、疎外感や孤立感を味わうこと)で周りに誰もいない、という個独と孤独は大きな違いがありますね。
結婚相談所が当たり前になる前は、20代〜30代前半の方が圧倒的に会員は多かったようですが、今や20代〜80代まで婚活する時代になり、年齢は多様化しています。
カラーズ立ち上げ当初も20代〜40代前半までの方のみでしたが、最近では40代後半から50代の男性のお問い合わせが少しですが増えているように感じています。
皆様共通しているのが、一度はセクシャリティなどのことで女性との結婚は諦めていた。仕事も充実しているし、一人でのプライベートも楽しかった。それが年齢を重ねていくと周りの知り合いとも疎遠になっていき、そして充実している仕事も60〜65歳で退職ということが見えてきた。そんな時に一人は寂しいと感じ、これから人生を歩むパートナーが欲しいと改めて思うようになったという方。
この記事でも書かれているように、日本の特殊労働文化が孤独化に拍車をかけ、さらにカラーズに相談に来られる方はセクシャリティということで、社会のコミュニティから一歩離れがち、という方は少なくありません。
私がアメリカにいた時、一生独身を貫いて老後の不安なんて一切ないよ!という50歳・60歳以上の方は多くいたように感じましたが、そういう方は色々なコミュニティに属していろんな仲間がいていつもアクティブに動いているようなイメージでした。「孤独」と「個独」は違いますね。
定年が10年後・15年後に見えてきた時に、自分は孤独かもしれない、と初めて感じた方、そのままパートナーがいない人生を選ぶか婚活を開始するか、定年後も新たな仕事を見つけるか、いろんな選択肢があると思います。
そんな中でカラーズでは、パートナーがほしいという選択肢があり、でもセクシャリティで一歩踏み出せないという方はまずは相談に来ていただければと思っています。相談に来られやはりパートナーがほしいわけではなかったとわかり違う選択肢をポジティブに選ばれていく方もいらっしゃいます。
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