恋愛感情とは?「好き」か分からないときの判断方法
「恋愛感情って何?」「これは恋愛感情なの?」など、恋愛感情が分からない人は少なくありません。そこで、本記事では恋愛感情がどのような気持ちを指すのか、恋愛感情かどうかを判断する方法など、詳しく解説していきます。
目次
恋愛感情とは
恋愛感情とは、恋愛をしたときに芽生える感情のことで、明確な定義があるわけではありません。
「一緒にいるとドキドキする」「もっと近づきたい」「心身ともに深くつながりたい」「いつも考えてしまう」などの感情や気持ちが例として挙げられます。
恋愛に対する考え方や価値観は人によって異なるため、基本的には自分が恋愛感情だと自覚する感情こそが恋愛感情といえます。
恋愛感情が分からない人の特徴
恋愛感情が分からない人の特徴としては以下の内容が挙げられます。ただし、すべてが当てはまるとは限りません。
- 恋愛経験がない
- 幸せな恋愛ができなかった
- もともと恋愛感情を抱かない
- 恋愛感情を抱く対象が他の人と異なる
- 友情と恋愛感情の違いがよく分からない
恋愛経験がない
そもそも恋愛経験がないという人は、恋愛感情を認識したことがないために、恋愛感情が分からない傾向があります。
例えば、女子高・女子大に進学したことで異性と接する機会が少なかったり、自分に自信がなく恋愛を諦めたりすることが挙げられます。
このような理由から、いつまでたっても恋愛経験がなく、恋愛感情も分からないままの人が一定数いるようです。
幸せな恋愛ができなかった
過去に恋愛経験がある場合でも、その恋愛が辛いものだったりトラウマがあったりすると、恋愛感情が分からなくなってしまうケースがあります。
例えば、長く付き合っていて信頼していた恋人に浮気をされたり、理不尽な理由で振られてしまったりするなどが挙げられます。
その結果、「もう辛い思いはしたくない」と恋愛に消極的になり、恋愛感情が分からなくなった、もしくは恋愛感情にフタをしているといった状況に陥ってしまうのです。
もともと恋愛感情を抱かない
恋愛感情が分からない人のなかには、もともと恋愛感情を抱かない人も存在します。
現代では性の多様性が高まっており、男性と女性だけでは区別できないセクシャリティが増えてきました。そして、なかには他者に恋愛感情を抱かないセクシャリティもあります。
具体的には、他者に恋愛感情を抱かない「アロマンティック」や、他者に性的欲求を抱かない「アセクシャル」などが挙げられます。
このように、そもそも恋愛感情を抱かないセクシャリティである場合、恋愛感情が「分からない」「理解できない」というのが特徴です。そのため、一度セクシャリティ診断などで自身のセクシャリティを確認してみるとよいでしょう。
恋愛感情を抱く対象が他の人と異なる
恋愛感情は、必ずしも「男性が女性に」「女性が男性に」抱くとは限りません。
しかし、「恋愛感情は異性に対して抱くもの」という考え方が浸透している社会では、「同性に対するこの気持ちは恋愛感情ではないのかな?」と、恋愛感情かを判断できないことがあるようです。
恋愛感情は同性に対して抱く場合もあり、恋愛感情を抱く対象は人それぞれです。そのため、他の人と恋愛感情を抱く対象が異なっても、恋愛感情の可能性があることを認識しておきましょう。
恋愛とは違う「好き」の種類はさまざま
恋愛感情は「好き」という言葉で表現される傾向があります。しかし、「好き」で表現される感情は恋愛感情以外にも存在します。アセクシャルの方は他人に愛情を抱くことがない、と勘違いする方がいますが、恋愛感情と恋愛感情以外の好きという感情は別です。そこで、恋愛感情以外の「好き」がどのような感情かを詳しくみていきましょう。
家族や親族に対する「好き」
家族や親族のように、「一緒にいて安心する」「仲間意識がある」などの気持ちから生まれる「好き」があります。
恋愛感情のように高揚感や性的欲求を抱くことはありません。互いの考え方や価値観を共有できているからこその安心感や落ち着きが、家族・親族に対する「好き」という感情です。
友人や仲間に対する「好き」
「一緒にいて楽しい」「同じ目標に向かっている」など、友人や仲間に対して芽生える「好き」があります。
同じ趣味を一緒に楽しめる居心地のよさや、同じ目標を目指す信頼感を感じる点が特徴です。
尊敬や憧れの「好き」
尊敬や憧れの「好き」は、相手の性別を問わず抱く感情です。例えば、仕事のできる上司を尊敬している、アイドルに憧れているといった際に「好き」という感情が芽生えます。
尊敬や憧れの「好き」は、自分にはないものを持っている人や、自分もこうなりたいと感じる人に抱く傾向があるようです。
これって恋愛感情?判断する方法
今抱いている感情が恋愛感情かどうかを判断するためのチェック項目を用意しました。当てはまる項目が多いほど、その感情は恋愛感情かもしれません。参考程度にご覧ください。
- 相手にドキドキする
- 相手から好かれたいと思う
- 相手に触れたいと思う
- やきもちを焼いてしまう
- 2人きりで会いたいと思う
- 相手の好きなところやいいところがすぐに思い浮かぶ
- 相手が悩んでいると力になりたいと思う
- 相手の表情や動作を真似してしまう
- 相手に対して普段とは違う立ち振る舞いをしてしまう
- メッセージの返信が待ち遠しい
- 寝ても覚めても考えてしまう
一般的に恋愛感情は3年間持続するといわれる
研究によって結果は異なりますが、一般的に恋愛感情は3年間持続するといわれています。
恋愛感情が芽生えるとき、脳内には恋愛ホルモンが分泌されることで、ドキドキやときめきを感じます。しかし、この恋愛ホルモンは3年をめどにほとんど分泌されなくなるそうです。
ただし、恋愛ホルモンが分泌されなくなると、次は相手に安心感や居心地のよさを感じる別のホルモンが分泌されるようになるといいます。そのため、3年を区切りとして、相手に対する感情が「ドキドキ」から「安心感」に変わるのが一般的です。
まとめ
恋愛感情とは、恋愛をしたときに芽生える感情であり、その感じ方は人によって異なります。そのため、抱いている感情が恋愛感情かを判断することが難しい場合もあるようです。ただし、恋愛感情が分からないことは悪いことではありません。そもそも恋愛感情を抱かないセクシャリティの人もいます。したがって、恋愛感情が分からないと焦らず、自分と向き合いながら自身の恋愛感情を模索していくとよいでしょう。
カラーズに入会相談を申し込む
記事を検索する
関連の記事
人気の記事