「セックスしたくない」と感じる7つの理由。結婚にはSEXが必要?

「パートナーとセックスしたくない」と感じたことはありませんか?実は、パートナーとセックスしたくないと感じている方は意外と多いようです。では、どのような理由でパートナーとセックスしたくないと感じるのでしょうか。

今回は、パートナーとセックスしたくないと感じる理由から、相手を傷つけない断り方まで詳しく紹介します。

パートナーとセックスしたくない7つの理由

パートナーとセックスしたくないと感じる理由には、以下7つが挙げられます。

  • 仕事・家事・育児などで忙しいから
  • パートナーを異性として見ることができなくなったから
  • 痛い・気持ちよくないから
  • トラウマがあるから
  • 自分の身体に自信がなくなったから
  • 性欲がない・なくなったから
  • セックスに必要性を感じないから

それぞれの理由について1つずつ詳しくみていきましょう。

仕事・家事・育児などで忙しいから

パートナーを嫌いになっていなくても、仕事・家事・育児で忙しいと、体力的にも精神的にも疲弊してしまい、セックスしたくないと感じることがあります。

平日は朝から晩まで働き、平日の夜や休日には溜まった家事にくわえて、子どもを遊びに連れて行くなど、仕事・家事・育児が忙しいと休息できる時間はごくわずかです。そのため、自由にできる時間があれば「少しでも休みたい」と思ってしまうのでしょう。

また、「パートナーとセックスする時間でさえも仕事に割きたい」と、仕事に熱中しているケースもあります。「転勤したばかり」「大事なプロジェクトのピーク時期」など、心に余裕が持てない時期には、セックスしたくないと感じてしまうのです。

パートナーを異性として見ることができなくなったから

恋愛関係や夫婦関係が長くなると、パートナーを異性として見ることができなくなり、セックスしたくないと感じることがあります。

一般的に、恋愛・夫婦関係が長くなるにつれて、人生のパートナー・家族としての愛情が芽生え、恋愛感情は徐々に減っていくといわれています。心理学的に恋愛感情は3年でなくなるといわれています。そのため、パートナーを異性として見ることができなくなり、セックスしたくないと感じることは珍しくありません。

痛い・気持ちよくないから

セックスするときに痛かったり気持ちよくなかったりすると、徐々にセックスしたくないと感じるようになるのは当然です。セックスが痛い・気持ちよくないと感じる原因には、「相性が合わない」「あまり上手でない」「性交痛」などが挙げられます。

痛い・気持ちよくない問題は、何が原因になっているかについて、お互いに話し合うことが大切です。場合によっては病院を受診することで、痛みが和らぐこともあります。痛い・気持ちよくない問題が解消すれば、セックスしたくないと感じることが減るかもしれません。

トラウマがあるから

過去にレイプや中絶の経験があったり、パートナーからセックスのことで責められたりした経験があると、セックスがトラウマになっている可能性が考えられます。セックスの最中に嫌な記憶がフラッシュバックしたり、セックスそのものが不快に感じたりするでしょう。

トラウマが原因でセックスしたくないと感じる場合、パートナーに問題があるわけではありません。しかし、長年のイメージがあることから、パートナーとのセックスも避けたいと感じてしまうのです。

自分の身体に自信がなくなったから

付き合った当初は自信を持てていたにもかかわらず、年齢とともに体型を維持できなくなり、パートナーに自分の身体を見られるのが「嫌」「恥ずかしい」と感じ、セックスしたくないと思ってしまうこともあるでしょう。

なかには、昔と違う身体を見られて「幻滅されるかもしれない」といった不安を抱く方もいます。

また、パートナーから直接「太った?」「筋肉落ちた?」など、体型のことに触れられたため、急に自信が持てなくなったといったケースもあるようです。

性欲がない・なくなったから

そもそも性欲がなかったり、徐々に性欲がなくなったりして、パートナーとセックスしたくないと感じることがあるようです。年齢とともに性欲は減っていくといわれているため、昔より性欲が低下したと感じることは珍しくありません。

女性の場合は、妊娠・出産を機に性欲が低下するケースもみられます。育児に慣れてきた頃に性欲が回復する場合もあれば、そのまま性欲がなくなっていく場合もあるなどさまざまです。

セックスに必要性を感じないから

パートナーと過ごしていくなかで、セックスを必要に感じていない人もいます。セックスによって2人の愛情が深まるという人がいれば、セックスがなくても愛情を深められるのが本当のカップル・夫婦だという人もいるなど、セックスに対する考え方は人それぞれです。

また、はじめからセックスに必要性を感じていないケースと、「付き合った当初はセックスしていたけど夫婦になった今は必要ない」など、経過とともにセックスの必要性を感じなくなったケースがあります。

「セックスしたくない」と感じる人は多い

性別に関係なく、パートナーとセックスしたくないと感じる人は意外と多いようです。実際、婚姻関係にある夫婦を対象とした調査では、日本では半数以上がセックスレスであるといいます。

また、同調査の「セックスしたいと思いますか」という問いに「したい」と回答したのは、男性が8割、女性が4割と、男女間に差があることが分かっています。つまり、割合でいうと女性のほうが「セックスしたくない」と思う人が多いようです。

出典:一般社団法人日本家族計画協会家族計画研究センター「JEX JAPAN SEX SURVEY 2020 調査結果の概要

セクシャリティが理由のケースもある

セックスしたくない理由が「性欲がない」「セックスに必要性を感じない」の場合、セクシャリティが理由のケースも考えられます。他者に性的欲求を抱かない主なセクシャリティには、「アセクシャル」と「ノンセクシャル」の2つが挙げられます。

アセクシャルは、他者に対して恋愛感情も性的欲求も抱かないセクシャリティです。一方のノンセクシャルは、恋愛感情の有無に関係なく、他者に対して性的欲求を抱かないセクシャリティです。

アセクシャル・ノンセクシャルは、生まれつきのケースと後天的に気づくケースの2つに分かれます。傾向としては、アセクシャル・ノンセクシャルという言葉を知ってから自認したという後天的に気づくケースが多いようです。

このように、「セックスしたくない」と感じる人のなかには、そもそも他者に性的欲求を抱かないセクシャリティである可能性があります。

結婚にセックスは必要?

カップルや夫婦はするのが普通という風潮があるセックスですが、カップルや夫婦であってもセックスが必ずしも必要かといわれるとそうではありません。

実際、カップルや夫婦でも、パートナーとのセックスは必要ないと考えている人はいます。そのため、結婚にセックスが必要かどうかは、人によって異なります。

お互いに「セックスは必要ない」と考えているのであれば、セックスがないことを前提に結婚することもできるでしょう。

どちらか一方が「セックスは必要ない」と考えている場合でも結婚は可能ですが、どちらかが欲求を抑えたり、嫌々セックスしなければならなかったりと、一緒に生活するうえで不満やストレスが溜まってしまうかもれません。

また、どちらか一方がセックスを望んでいる場合、パートナーから相手にされないことを理由に、浮気や不倫に走ってしまう可能性もあります。

そのため、どちらか一方でも「結婚にセックスは必要ない」と考えている場合は、結婚後の性生活について事前に話し合っておくことが大切です。

セクシャリティが理由でセックスしたくない人は友情結婚という選択肢も

アセクシャル・ノンセクシャルといった他者に性的欲求を抱かないセクシャリティを理由にセックスしたくない人は、「友情結婚」もひとつの選択肢です。

友情結婚とは、恋愛関係にない男女が友情や愛情などの気持ちのつながりのもとで結婚することを指します。一般的な結婚と違うのは、夫婦間でのセックスがあるかないかのみです。

アセクシャル・ノンセクシャルをはじめとする、LGBTQ+などのセクシャルマイノリティで、パートナーとのセックスを望まない方が友情結婚を希望します。

友情結婚では、互いにセックスのない婚姻関係を望んで結婚するため、結婚後にセックスについてストレスを抱えることがほとんどないでしょう。

そのため、セクシャリティを理由にセックスしたくないと考えていて、なおかつ結婚を望む場合は、友情結婚をひとつの選択肢として考えてみてください。

関連記事:セックス無しの結婚パターン5選!結婚の在り方は多様化している

相手を傷つけないセックスの断り方3選

「セックスしたくない日に限ってパートナーから誘われた」といったことは、誰もが経験していることです。そこで、「どうしても今日だけはセックスを避けたい」といった際に、相手を傷つけないセックスの断り方を3つ紹介します。

  • 体調が悪いと伝える
  • 別のやって欲しいことを伝える
  • 別日を提案する

1つずつ詳しくみていきましょう。

体調が悪いと伝える

パートナーからセックスに誘われた際、体調が悪いと伝えてみましょう。

具体的には「頭痛・腹痛がある」「仕事で疲れている」や、女性の場合は「生理中」「生理前で体調が悪い」などが挙げられます。パートナーの体調が優れないとなれば、無理にセックスしようとはならないでしょう。

あくまでも、セックスしたくない原因はパートナーではなく自分にあるということが伝わるようにすることが大切です。「今日はしたくないから」など、具体的な理由を述べずに、「嫌われた…?」といった誤解を招かないように注意しましょう。

別のやって欲しいことを伝える

セックスを断ることに罪悪感があるという人は、別のやって欲しいことを伝えてみるとよいでしょう。具体的には「手をつないで寝よう」「キスして」「抱きしめて」など、自分の負担にならない範囲のお願いごとが挙げられます。

セックスをしなくても別の方法でスキンシップ・コミュニケーションをとれれば、パートナーも愛情を感じとってくれるはずです。

別日を提案する

別日を提案することも、セックスをうまく断るコツのひとつです。毎回体調が悪いと断っていれば、「避けられているのかも…?」と不安や疑念を抱くかもしれません。そのため、「今日は疲れているから明日にしよう」など、具体的な日程を提案しましょう。

いつならセックスできるかを伝えることで、険悪な空気が生まれにくく、パートナーも前向きな気持ちになれることが多いようです。

まとめ

セックスしたくないと感じる理由には、「仕事や家事で忙しい」「痛い・気持ちよくない」「性欲が湧かない」など、人によってさまざまです。

そもそも「性欲がない」「セックスに必要性を感じない」といった場合は、自分ではまだ気づけていないセクシャリティが理由の可能性もあります。

また、理由に関係なくパートナーとセックスしたくないと感じている人は意外と多いようです。そのため、セックスする気分になれない日は、相手を傷つけないよううまく断ることも大切です。

もし自分がセクシャリティが理由で、セックスのない結婚を希望するのであれば、友情結婚を検討してください。無料相談を行っております。。

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著者:代表中村

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