
話し合い期間
こんにちは!カラーズスタッフのサリー富多です。
毎月多くの会員さんたちと面談でお話ししていますが、順調に成婚されていく方とそうでない方の違いってなんだろう?と改めて分析してみました。
すでに過去のブログで「婚活がうまくいかないシリーズ」として段階ごとにまとめてあるのでそれもぜひ読んでいただきたいです。
また「成婚が遠ざかる⁈話し合い冊子のNGな使い方」というブログも必見です!
今回は逆に「話し合い冊子、こんなふうに使うと最高!」の内容でお届けします。
目次
話し合い冊子でお互いの条件の確認や、歩み寄りができるかどうかの確認をしていただきます。
でもその使い方だけってもったいない!
人柄、価値観、大切にしたいことなど、もっとその人自身のことを知るためのツールとして使いましょう。
だって条件だけピッタリ合っていても、それだけで結婚を決められないでしょ?
これまでどんな人生を生きてきたのか?これから先どうしたいと思っているのか? 相手をより深くを知るために、以下のような質問を各項目に織り交ぜながら深掘りしたり、広げて質問してみましょう。
仲が良かったのか悪かったのか?どんなことをしてもらって嬉しかったのか?今後のお互いの実家との距離感は?
両親は一番近くで見てきた夫婦の形なので、自分の親と同じような家族を作りたい人もいれば、反面教師にしたい人もいるかもしれません。
どんな思い出があるかもその人となりが見える話題の一つです。
運動部にいた、文科系の部にいた、帰宅組などでも成功体験やチームワーク、友達づき合いはどうだったかも見えてきますね。
「子供の頃から憧れていた仕事だった」とか「自分の性格的に合っていたから」「安定や福利厚生を求めて」など、仕事を選ぶ理由は様々で、その理由からもその人の人柄がわかります。
仕事に対するスタンスや、家族との時間(家事育児)、1人の時間のバランスをどうしたいのか?これも人によって大きく違います。
「バランス良く」このような書き方をしている方だったら、具体的に数字も交えてどんなバランスなのかを聞いてみましょう。
例えば料理が好きな人もいれば苦手な人もいます。
共働きで共家事、共育児をするとなると、どれだけ2人の家事を減らせるか?が重要。
何に力を入れて、何を機械やアウトソース(ベビーシッターや家政婦)を活用していきたいのか?ここもその人の得意と苦手、価値観や考え方で変わってくるところ。
個人の趣味のお金は自由だとしても、例えば食費や家賃、娯楽費など家族で使うお金に関しても深掘りしてお互いの金銭感覚は知っておいた方がいいですね。
家族旅行の時、「せっかくの休みだから良いホテルに泊まりたい」という人もいれば、「寝るだけだから安い宿でいい。それより食事やアクティビティにお金をかけたい。」という考えの人もいます。
「子供ができるまでは頻繁に友達とも会いたい」「自分の友達とも仲良くなって欲しい。なんなら友達家族と交流を持ちたい」「2人の家に友達を呼びたい」など、ここも人によって千差万別。
「子供の個性を伸ばしたい、やりたいことをやらせてあげたい」これは冊子で皆さんが多く書かれていること。でももう一歩掘り下げて、「こういう子に育って欲しい。だから親としてこんな姿勢で子供に接したい」が皆さんの中に必ずあるはず。
教育方針の価値観も大きく違うと歩み寄りが難しいので、深掘りして確認しましょう。
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などなど、挙げるとキリがないんですが、お相手のことをよく知らないまま成婚するのはキケンです。成婚した後に「こんな考え方の人だったなんて!」で婚約破棄というケースもたまにありますので、徹底的に人となりを知るための会話をしていただきたいです。
意識していただきたいことは
・なぜそうしたいのかの理由は?
・言葉の定義の確認
・どのラインが許容範囲?
・将来もしこうなったらどうする?
・数値化できるものは数値化する
など。
一見同じ意見でも、理由が違うと選択肢が変わってきますし柔軟になります。
また同じ言葉(単語)を使っていても、定義は人それぞれ。ここもしっかりお互いの定義や考えを伝え合いましょう。
そしてどのライン?については、例えば「夫婦間での過干渉は嫌だよね」「うん、嫌だね」だけで話を終わらせないでいただきたいんです。
「休みの日に誰と会うとかは言いたくない」という人もいれば「ある程度の帰宅時間は把握しておきたい。詳細は聞かないけど誰と会うは知りたい。帰りが遅い時、何か事故に巻き込まれたのでは?と心配になるし、その時誰に連絡したらいいのかわからないのは不安。それは過干渉ではなく家族として当然の報告」と感じる人もいます。
全てにおいて、何が気になって何が気にならないかは人それぞれ。
「自分はOKだから相手も普通ならOKだよね」と確認を怠ると、婚約破棄の可能性が上がってしまいます。
普通はない!の意識でお互いの普通って何かを話し合いましょう。
また、聞いてみるものの深掘りしないで自己解釈で自己完結してしまう人も少なくありません。「それってこういう理解で合ってる?」と本人に確認しましょう。
たまに私に面談で「お相手がこう言ってたんですが、それってこういう意味ですよね?」と聞いてくる人がいますが、本人にしかわからないことですから、答えられません。本人に聞くのが一番早いですね!
そして相手にこれらを確認する前に、少なくとも上記のことは自分は答えられるようにしっかり自己分析しておきましょう。
話し合い期間中に全てを細かく決めることが目的ではないです。
一番の目的は「お互いの人柄、価値観、大切にしたいこと」などを知るため。
お互いの大切な時間を有効に使うためにも、ぜひこれらを取り入れて話し合い冊子を使ってみてくださいね。
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恋愛結婚に違和感を感じている方は診断してみてください。
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