セックスをしない交際パターン5つ!気遣い?セクシャリティが関係?
「交際する=セックスする」と捉えられがちですが、世の中にはセックスをしないまま交際しているカップルもいます。
セックスしたくてもなんらかの理由で避けているケースや、互いが納得したうえでセックスしないことを前提に交際しているケースなど、理由はさまざまです。
そこで、今回はセックスをしない5つの交際パターンを紹介し、セックスなしの結婚を希望する方向けに、友情結婚についても詳しく紹介していきます。
目次
セックスをしない交際パターン5つ
セックスをしない交際パターンや理由には、大きく以下の5つが挙げられます。
- 相手を傷つけたくない
- 妊娠が怖い
- セックスにトラウマや不安を感じている
- 結婚するまではしたくない
- 交際にセックスの必要性を感じていない
それぞれ詳しくみていきましょう。
相手を傷つけたくない
大事に思うパートナーを傷つけたくないと思うばかりに、セックスをしないまま交際しているパターンがあります。
具体的には、「相手の気持ちの準備ができるまで待とう」と思っている、「気持ちの準備ができていないのにセックスに誘って相手を不安にさせたくない」とタイミングがつかめないなどが挙げられます。
そのほかにも、セックスによって身体的に傷つかないかを心配して、セックスに踏み切れないケースもあるようです。
妊娠が怖い
結婚していない状態で「妊娠したら」「妊娠させたら」と、妊娠のリスクを考えてセックスをしないパターンがあります。
妊娠・出産には責任がともないます。中絶を選択するとしても、母体への影響やリスクがあり、手術には高額な費用を支払わなければなりません。
このような妊娠のリスクを考慮し、セックスをしないまま交際を続けているカップルもいます。
セックスにトラウマや不安を感じている
カップルのどちらかがセックスにトラウマや不安を感じているために、セックスをせずに交際するパターンがあります。
具体的には、
- 過去のセックスで嫌な思いをして、セックスするのが怖い
- セックスの経験がなくうまくできるかが不安
- 体にコンプレックスがあり、相手に引かれたり幻滅されたりしないかが不安
などが挙げられます。
結婚するまではしたくない
「結婚前に体の相性を知っておきたい」と考える人がいれば、「結婚するまでセックスはしたくない」と考える人もいます。そのため、結婚までの交際期間で一度もセックスをしないカップルもいるのです。
ある調査では、結婚までセックスをしなかったカップルは10%程度という結果が出ており、意外と多く感じる人もいるのではないでしょうか?
交際にセックスの必要性を感じていない
交際するにあたって、そもそもセックスが必要ないと感じている交際パターンがあります。具体的には、「互いに仕事や家事が忙しくセックスをしようと思わない」「心地よさや安心感で十分」といったことが挙げられます。
ただ、「交際にセックスの必要性を感じていないカップル」は、さらに以下2パターンに分けられます。
- セックスはできるけどしないパターン
- そもそもセックスをしたいと思わない、できないパターン
上記2つのパターンについて1つずつ詳しくみていきましょう。
⚫︎セックスはできるけどしないパターン
セックスはできるけどしないパターンには、「セックスしたいと思う、思ったことがある」「セックスはすき」といった人で、仕事や家事の忙しさでセックスしようと思わないケース、セックスをせずとも一緒に過ごすだけよいと考えるケースなどが挙げられます。このようにセックスをしようと思えばできる人は、相手への気遣いといった感情でセックスをしていないだけで、セクシャリティは関係していません。
⚫︎そもそもセックスをしたいと思わない、できないパターン
なかには「他者とセックスをしたいと思わない」「他者とセックスできない」といった人がいます。このような理由で交際にセックスの必要性を感じていない場合、セクシャリティが関係しているかもしれません。近年、LGBTをはじめとするセクシャルマイノリティの認知が広がりつつありますが、セクシャリティは人の数だけあるといわれています。
関連記事:性的マイノリティとは?セクシャリティは4つの要素で決まる
そして、なかには他者に対して性的欲求を抱かないセクシャリティ、恋愛感情と性的欲求のどちらも抱かないセクシャリティなどがあります。
そのため、「他者とセックスをしたいと思わない」「他者とセックスができない」という理由でパートナーとのセックスを避けているのであれば、セックスをしたくないセクシャリティの可能性が考えられるでしょう。
セックスをしたくないセクシャリティの種類
現在「セックスをしたくないセクシャリティ」には主に以下の2つが挙げられます。
2つのセクシャリティについて詳しく紹介します。
アセクシャル|恋愛感情も性的欲求も抱かない
日本におけるアセクシャルは、他者に対して恋愛感情も性的欲求も抱かないセクシャリティとして認知が広がりつつあります。「Aセク」「アセク」「無性愛者」などと呼ばれることもあります。
アセクシャルの人の特徴や傾向としては、以下のような内容が挙げられます。
- 自ら交際したいと思ったことがない
- 「恋愛感情」と「家族・友達への愛情」の違いが分からない
- 交際にセックスの必要性を感じない
ただし、英語圏では、恋愛感情の有無に関係なく、他者に対して性的欲求を抱かない人をアセクシャルと呼びます。
ノンセクシャル|恋愛感情の有無に関係なく性的欲求を抱かない
ノンセクシャルとは、恋愛感情の有無に関係なく、他者に対して性的欲求を抱かないセクシャリティのことです。そのため、「恋愛感情は抱くけど性的欲求は抱かない」というケースもあります。
ただし、ノンセクシャルは、恋愛至上主義社会である日本独自の区分ともいわれ、海外ではまだあまり認知されていません。
セックスのない結婚の形もある
アセクシャルやノンセクシャルといったセックスをしたくないセクシャリティの場合、交際や結婚が難しいのでは…?」と考える人も多いでしょう。
しかし、近年で結婚の形が多様化したことで、夫婦間のセックスがない結婚を選択する人も増えてきました。それが「友情結婚」です。
友情結婚とは、相手を思う愛情や友情といった気持ちのつながりのもとで結婚することを指し、夫婦間のセックスがないこと以外、一般的な結婚と変わりありません。
ただ、友情結婚の相手を探すとなると、セクシャリティをはじめとした条件が合致する人を探さなければならないため、一般の人と比べてパートナーが見つかりにくい傾向があります。
本気で友情結婚する相手を探したい人はもちろん、「自分のセクシャリティで友情結婚ができるかが分からない…」という人も、友情結婚相談所カラーズまでお気軽にご相談ください。
まとめ
「交際する=セックスする」というイメージが浸透している一方で、セックスをしないまま交際を続けているカップルもいます。そのなかには、セックスはしたいけどしていないケースがあれば、選択的にセックスをしていないケースもあります。
とくに「他者とセックスしたくない」と考える人は、セクシャリティが関係しているかもしれません。近年では、セックスなしの「友情結婚」を選択する人も増えています。
「交際しているのにセックスをしていない」と焦らず、自分たちのペース、自分たちに合った形でパートナーとの交際・結婚を考えてみてください。
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