「成婚=ゴール」の話し合いは失敗の可能性大。成婚はスタートラインです

投稿日

2020.01.31

更新日

2020.02.26

「成婚=ゴール」の話し合いは失敗の可能性大。成婚はスタートラインです

こんにちは、カラーズスタッフのケンです。
最近質問として「成婚した人ってみんな幸せなんですか」的なことを聞かれます。幸せの定義があいまいな中で、ちゃんとした回答は難しいですが、思っていた通りに幸せを感じている人もいれば、思っていた通りに行っていない人もいると思います。
※成婚した方々すべてにあっているわけではありません。

友情結婚の離婚率は高いという意見をネットなどで聞くことが多いですが、友情結婚だから多いとは思っていません。友情結婚でも恋愛結婚でもお見合い結婚でも離婚する人もいれば幸せな結婚生活を送っている人もいます。
大切なのは、自分が幸せになるためにどうするべきかのかということではないかと思うわけです。

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◆ゴールを勘違い

カラーズで活動中の方も成婚卒業した人も同様ですが、成婚退会することがゴールだと思っている方が非常に多いと感じています。
だから、その成婚退会というゴールに向かって、浅い話し合いとうわべだけの対応をして、成婚後いざ入籍となったらなかなか話が進まなかったり喧嘩をしてしまったりする人が実際にいます。

これって、成婚をゴールだと思っているので、成婚するためには何をすればいいかという視点で話し合いを進めているからではないかと思うんです。
ありがちなのは、どちらかが積極的に成婚までのミッションを決めて実行していき、相手はそれに合わせてよい返事だけをしてきた。その結果見事に成婚退会できたけど、実際に親を巻き込んだり、一緒に住むという段階になったところで、そんな話は聞いてないとか、そうは思っていなかったという問題が発生して喧嘩になるということではないかと思います。

話し合い期間は成婚退会するための期間ということではなく、お互いの結婚生活をうまくできるかどうか、同じ未来に向かって一緒に歩んでいくことができるかどうかを話し合う期間なんです。

◆まだまだゴールは見えない

私は結婚してから10年目に差し掛かりました。それでもまだゴールは見えません。正直人生のゴールって死ぬ時だと思ってるんです。その時、自分の人生良かったなと思えるかどうかなのかなぁ?と。人生の中でプラスとマイナスを合わせて、少しでもプラスの状態で終わることができれば、そう思うことができるんじゃないかと思っています。

人生100年の時代に途方もないことを言っていると思うかもしれませんが、今の幸せは明日の幸せにつながるかどうかわかりませんから、長いスパンで物事を考えないといけないなぁ~と常々思っているわけです。

結婚をしてからもいくつも障害はありました。私の性格上、喧嘩というものに発展することはありませんが、意見のぶつかり合いや生活習慣の相違によるお互いの苛立ちは少なからずあります。
それまで長い間一人暮らしをしてきていたので、他の人が家にいる違和感も感じることになるでしょう。自分以外の人と家の中のスペースを共用することが今までになかった出来事で戸惑うこともあると思います。

ましてや、結婚となった場合、日本ではまだまだお互いの家族との付き合いを切っても切り離すことができません。
相手に兄弟がいれば、自分に義理とは言え兄弟ができるわけで、その子供たちは、甥や姪となるわけで、関係者はどんどん増えていき、その都度いろいろなイベントが発生して、お互いに対応をしていかなければいけません。

子供を授かったら、子供の成長に合わせてかかわる人もどんどん変わってどんどん増えていきます。子供の友達、その親、先生や関係者たち・・・・。相手の同僚なんかともお付き合いをしていかなきゃいけない場合もありますよね。

そういうことを、話し合い期間にちゃんと話し合えていますか?
もし話し合えていなかったとして、二人で問題解決をするための話し合いができる関係性を作ることができていますか?
そういうことができていないと、成婚退会後に敢え無くお別れということになってしまう可能性が高まるのではないかと思います。

何度も言っていますが、離婚やお別れが必ずしも最悪の失敗ということはないと思います。相手にとっても自分にとってもそれが一番良いと思える判断なのであれば、話し合いの結果その選択をするのもありだと思います。むしろ感情的にならずに、その結論にたどり着くことができたとすれば、その二人は良い関係だったのではないでしょうか?

◆関係性を気づくことが大切

実際、カラーズで活動している間に、そんな先のことを考えて行動するのは難しいかもしれません。想像もできないことを話し合えと言われてもなかなかむずかしいのが正直なところでしょう。

では大切なのは何なのか。相手を思いやりながら話し合いをすることができる関係性をお互いが持つことではないでしょうか。
これは結婚後にも大切なことです。想像している以上のことが起こるのが人生です。どんなに準備をしていても、その範囲を超える現象は日常的に発生していきます。
その時に、問題解決や対応について冷静に話し合いをできるのか、意見の食い違いがあったら、お互いの着地点を一緒に考えていくことができる関係性を気づけているのかということがとても大切だと思います。

僕はブログでもよく言っていますが、恋愛結婚はいざこざがあっても「愛情」という潤滑油でなんとか関係性を保っていくことができます。友情結婚にはこの「愛情」という潤滑油が恋愛結婚に比べて少ないと思います。だから喧嘩をするとすぐに離婚となる夫婦が少なくないのだと思います。

そのためには、喧嘩をしない関係性というか、喧嘩にならないためには日ごろからどうすればよいのかを考えることが大切なのかな?と。

偉そうなことを言っていますが。僕も日々勉強と反省です。それを繰り返して何とか今までやってきています。しょうもない愚痴を聞いてくれる仲間もいます。同じ境遇の人から新しいヒントを得ることができるCFCという会も定期的に開催しています。

最終的に自分が幸せだったと思える人生にできるよう、みんなで日々精進していきましょう!!

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ケン
著者:ケン

ゲイで友情結婚経験者。主に成婚後の会員様のコミュニティーサポートを行っております。自分が経験者であること、成婚者のコミュニティーでの情報などを加味して、会員の皆さんから、活動中の悩みだけでなく、結婚後の実状などについてもご相談を受けています。

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