【子ども編】友情結婚前に話し合っておくべき5つのこと

「結婚後のことは結婚後に考えればいい」と考えていませんか?

実は結婚前に話し合っておかないと、結婚後に価値観の違いが発覚し離婚するケースは少なくありません。

今回は友情結婚前の話し合いが重要な理由から必要なテーマ、子どもに関して話し合っておくべき具体的な内容まで詳しく解説します。

厚生労働省の調査によると、2024年の離婚件数は18万5,895組で、前年の18万3,814組に比べて増加しています。裁判所が発表している統計では、2024年の離婚理由は男女ともに「性格/価値観が合わない」が1位だったことも分かっています。

しかし、価値観がすべて合う相手はいません。価値観の違いについて話し合い、2人のなかで落としどころを見つけることが大切です。

結婚前に話し合いができていれば、結婚後のギャップが少なく、離婚を回避できたのではないでしょうか。もしくは、その相手との結婚ではなく、別のパートナーを見つけるという選択もできたかもしれません。

必ずしも離婚することが悪いというわけではありませんが、結婚生活は長く続くものです。だからこそ、恋愛結婚や友情結婚などの形に関係なく、結婚前に価値観の違いについて話し合い、話し合いできる関係性を構築していくことが大切です。

参照:厚生労働省「令6年(2024)人口動態統計月報年計(概数)の概況
参照:裁判所「司法統計年報

結婚前に話し合うべきテーマとしては、以下の内容が挙げられます。

  • 仕事:結婚後も続けたいか・共働きにするかなど
  • 経済面:生活費をどう負担するかなど
  • 家事:どのように分担するかなど
  • 家族との関わり:お互いの家族や親戚とどの程度関わるかなど
  • 子ども:希望するか・理由・妊活など

なかでも「子ども」に関する話し合いは重要です。「結婚したら子どもを持つのが当たり前」と考えている方がいますが、その当たり前は全員に通ずるものではありません。結婚後に子どもに関する希望や価値観の違いが分かり、離婚するケースもあります。

では、子どもに関して何を話し合うべきなのか、具体的な内容についてみていきましょう。

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【結婚前に絶対話して】子供の価値観、これをスルーすると100%離婚します

子どもについて結婚前に話し合っておくべきことには、以下の5つが挙げられます。

  • 子どもを希望するか
  • いつ欲しいか
  • 妊活方法はどうするか
  • 授からなかった場合どうするか
  • 子育て・教育方針はどうするか

それぞれの内容について詳しくみていきましょう。

子どもを希望するか

子どもの希望について、欲しい・欲しくない・迷っているのどこに該当するのか、その理由まで話し合いましょう。

女性のなかには、本当は子どもが欲しくないにもかかわらず「欲しい」「迷っている」と嘘をついたり、濁すことがあります。なぜなら、男性で結婚を希望する方の多くは「子どもが欲しい」と考えており、女性が「欲しくない」というと男性となかなか出会えないためです。

しかし、嘘をついて出会い結婚に至っても、子どもに関する価値観の違いで離婚してしまえば、お互いの時間が無駄になってしまいます。自分が希望する結婚を実現するためにも、子どもに対する自分の価値観・考え方を正直に伝えること、そして相手を見極めることが大切です。

いつ欲しいか

子どもが欲しい場合、いつ欲しいかについても話し合いましょう。

「すぐ欲しい」といっても、入籍してすぐなのか1年後なのかなど、人によって解釈は異なります。また、子どもの希望について価値観が合っていても、スケジュール感に違いがあり、離婚につながることもあります。

必ずしも話し合ったスケジュール感で進める必要はありませんが、どのようなスケジュール感で妊活を行って子どもが欲しいと考えているのか、できるだけ具体的な数値を用いて話し合うことが大切です。

なお、子どもの人数については必ずしも結婚前に話し合う必要はないでしょう。男性が求める人数に女性がプレッシャーを感じたり、女性は産前産後で気持ちが大きく変化したりするためです。

例えば、「子どもは1人しか産まない」と決めていた女性でも、産後に「この子に兄弟を作ってあげたい」と2人目3人目が欲しくなることは珍しくありません。

そのため、子どもの人数については結婚後もしくは1人目を産んだあとで、状況に応じて話し合うことをおすすめします。

もし結婚前に希望する子どもの人数を伝えたい場合は、「○人欲しい」ではなく「兄弟は作ってあげたい」のように相談ベースで話し合うことをお勧めします。

妊活方法はどうするか

夫婦間に性行為を伴わない友情結婚の場合、妊活方法をどうするかについての話し合いも重要です。

性行為を伴わずに子どもを設ける方法には、シリンジ法や人工授精、そして体外受精が挙げられます。

しかし、一般的に負担が大きいといわれる「体外受精はしたくない」というように、方法によっては諦める女性も一定数います。どのくらい治療をしていきたいのか事前に話し合っておきましょう。

ただし、「体外受精はしたくない」と考えている女性のなかには、「大変そう」というイメージだけで、正しい情報を知らないケースもあります。

正しい情報を知って「体外受精もやってみよう」と考えが変わることもあるため、妊活方法について話し合う際は、具体的な内容についてのリサーチもおこないましょう。
関連記事:友情結婚とシリンジ法

授からなかった場合どうするか

あらゆる妊活方法を試しても、子どもを授からない可能性はあります。その場合、2人でも結婚生活を続けたいかそうでないかを話し合っておきましょう。

カラーズで友情結婚を選択する方の多くは、子どもを授からなかった場合でも結婚生活を2人で続けていきたいと言われる方が大半です。しかし、なかには「子どもを授かれない場合は離婚したい」という方もいます。

子どもを授からなかった場合も結婚生活を続けたい方と離婚したい方では、結婚生活の価値観の不一致によって離婚につながりかねません。深掘りしてしっかり話し合ってほしいです。

子育て・教育方針はどうするか

子育て・教育方針も結婚前に話し合っておくべきことのひとつです。子育てについてどのように分担するのか、教育にどのくらいお金をかけたいのかなど、さまざまな内容が挙げられます。

また、子どもに関する話し合いが2人の居住地や仕事など子ども以外の部分に関係してくることもあります。

例えば、子どもが通う学校を考慮して今のうちから引っ越すのか、子どもができてから引っ越すのかも話し合いが必要でしょう。

現在の職場で活用できる産休や育休、家賃補助など、子どもについて考えると子ども以外の話し合いに発展することも珍しくありません。

このように、子どもに関する話し合いは、それ以外の部分でも価値観のすり合わせに効果的です。

結婚前の話し合いにおける注意点は3つです。

  • 絶対条件を明確にする
  • 自己解釈しない
  • 受けられるサポートはフル活用する

それぞれの内容について詳しくみていきましょう。

絶対条件を明確にする

結婚相手に求める条件のなかでも譲れない絶対条件を明確にしましょう。絶対条件となる価値観が合っていないと、他の条件が合っていても離婚につながります。

友情結婚相談所カラーズの会員様でも、絶対条件が分かっておらず、なかなか成婚に至らない方がいらっしゃいます。反対に、絶対条件を分かったうえで婚活をしている方は、成婚までの期間が短い傾向にあります。

効率的にベストパートナーを見つけるためにも、話し合いの前に絶対条件を明確にすることが大切です。

自己解釈しない

相手が言ったことを自己解釈で終わらせないようにしましょう。

例えば、相手が「今は子どもを欲しいと思わない」と言った際、「じゃあ子どもを欲しいと思うのはきっと数年先、もしくは一生欲しいと思わないのだろう」と解釈してしまうケースです。

相手に詳しく聞いてみると、「結婚して1年くらいでは欲しいと思う」という意味だったかもしれません。

相手の考えていることは実際に聞いてみないと分からないものであり、同時に自分の考えていることも言葉にすることが大切です。

特に自己解釈ではネガティブに考えてしまうことも多いため、言葉の意図を理解できるまで話し合いましょう。

受けられるサポートはフル活用する

友情結婚相談所で婚活を進める方は、受けられるサポートをフル活用しましょう。

友情結婚相談所カラーズでは、話し合い冊子サポート・月1回の面談・三者面談などをおこなっています。自分の価値観を可視化できたり、客観的な意見をもらえたりするのは、結婚相談所ならではのメリットです。

たまに「話し合い冊子を使って1~2回会ったがもう話し合うことがない」と相談を受けることがありますが、結婚前の話し合いが1~2回で終わることはありません。その場合は、「話し合い」ではなくただの「読み合わせ」になっているケースが多くみられます。

サポートをフル活用している会員様のほうが婚活がうまく進む印象があります。サポートを活用しながら、さまざまな価値観に「なんで?」を繰り返し、理由を深掘りしながら話し合うことが大切です。

幸せな結婚を実現するには、恋愛結婚や友情結婚などの形に関係なく、結婚前の話し合いが重要です。子どもに関する話し合いでも、1つテーマが枝分かれしていくため、結婚前に話し合うべきことはたくさんあるでしょう。

友情結婚相談所カラーズの会員様をみていると、しっかりと話し合いができているお二人は、成婚までの期間(最長6カ月)では足りないほど、たくさんの対話を重ねている印象です。
とはいえ、どれだけ話し合っても、結婚後には想像もしなかった出来事が起こるものです。
大切なのは、そんな状況になったときに、結婚前のようにしっかりと向き合い、話し合いを通じて解決を目指せる関係であること。
そのように話し合えるお二人であれば、きっと困難も乗り越えていけるでしょう。

このように、結婚前の話し合いは価値観をすり合わせ、ベストパートナーの見極めにもなります。友情結婚を検討している方は、成婚後までサポートが充実している友情結婚相談所カラーズまでお気軽にご相談ください。

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代表中村
著者:代表中村

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